機動戦士ガンダム サンダーボルト シーズン1のあらすじ
母艦ビーハイヴを失ったコーネリアスとメカニックだが、敵旗艦ドライドフィッシュを奪取して生き残ろうともくろむ。しかし、ジオン兵は自爆で対抗しようとする。その悲劇の連鎖に追いつめられ精神をむしばまれてしまうカーラ。一方、コロニー残骸内で壮絶な死闘を繰り広げるフルアーマー・ガンダムとサイコ・ザク。相打ちになったかに見えたが、勝利したのはダリルだった。コックピットから現れたダリルの四肢のない姿に打ちのめされたイオだったが、ジオン軍の捕虜となるも、ダリルと戦い続ける宿命はまだ終わらないと不屈の闘志を燃やす。
パイロットとモビルスーツを消耗した空母ビーハイヴに補給物資と学生兵が到着する。彼らを死地に送る役目に苦悩し、薬に逃げてしまったクローディアにイオは怒り、コーネリアスは彼女をいたわる。一方、カーラからリユース・P・デバイスに関わった理由を打ち明けられたダリルは「生き残ろう」と勇気づける。そんな中、連邦軍のサンダーボルト宙域奪還の総攻撃が開始され、ムーア同胞団とリビング・デッド師団のせん滅戦は激しさを増す。サイコ・ザクで敵艦隊を圧倒したダリルは、ついにイオのフルアーマー・ガンダムと3度目の会敵を果たす。
カーラ教授のリユース・P・デバイス研究に協力するダリルたち。一方、イオのフルアーマー・ガンダムの脅威に対し、サンダーボルト宙域の死守を命じられていたリビング・デッド師団のバロウズ艦長は、敵ガンダムに対抗可能な実験機の投入と、その最後の部品となるパイロットの決定を決断。パイロットに選ばれたダリルは残っていた右手の切断を強いられる。一度は施術を拒むカーラだが、本国にいる父の助命のためセクストンの説得に応じる。師団の命運はリユース・P・デバイスを搭載したサイコ・ザクと腕を失ったダリルに委ねられる。