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「あなたの暮し」は長年の功績が認められ、出版界で権威ある賞を受賞する。常子(高畑充希)は受賞を受け、テレビ出演も果たす。鞠子(相楽樹)や美子(杉咲花)も勢ぞろいし、家族で祝った夜、常子は不思議な夢を見る。翌朝、常子は、父・竹蔵(西島秀俊)を亡くしてから掲げた3つの目標の短冊を、机の中にしまう。
「常子さん、ありがとう」。そう言われて別れた後、花山(唐沢寿明)の家から連絡がある。常子(高畑充希)が出ると、三枝子(奥貫薫)から花山が息を引き取ったと連絡がある。三枝子から、花山が「『あなたの暮し』は常子さんに任せておけば安心だ」と言っていたと聞かされ、常子は初めて褒められたとうれしく思う。
戦争特集号の「あなたの暮し」は過去最高の売り上げを記録し、ついに100万部を突破。満足げに読者からの手紙を読む花山(唐沢寿明)に、常子(高畑充希)は体調を整えるよう伝える。そして1974(昭和49)年冬。花山は口述筆記が多くなっていた。ある日、常子が原稿を取りに行くと、1行足りていないことに気付く。
常子(高畑充希)は、体調の悪い中取材を続けようとする花山(唐沢寿明)を叱りつける。常子は、家族も社員も心配しているのだから、真摯(しんし)に受け止めるべきだと諭し、花山に自宅に戻るよう命じる。その後、常子が読者から来た数々の戦争体験の手紙を見せると、花山はそれをまとめて本にすることを提案する。
突然花山(唐沢寿明)が倒れたという連絡が来る。常子(高畑充希)らが慌てて病院に駆けつけると、花山はいろいろな人に戦争中の様子を取材していたという。花山は、戦争を知らない世代に当時の記録を残したいと訴える。退院したらすぐに取材を再開するという花山に、妻・三枝子(奥貫薫)らはやめるよう説得する。
主婦の在り方が多様化している中、「あなたの暮し」では誌面だけでなく、職場の環境も含めて、女性が働きやすい場所に変えていくと、常子(高畑充希)は、社員の前で宣言する。驚きを隠せない社員一同だが、花山(唐沢寿明)は常子の真意を理解し、満足気な様子。そんな花山はある取材のため一人、広島へ向かう。
試験に合格したたまき(吉本実憂)は、あなたの暮し出版の社員となる。新人を怒鳴る花山(唐沢寿明)を見て、体調を心配する常子(高畑充希)だが、花山は今年の新人は特に女性が元気だと気にしない。そんな折、寿美子(趣里)が会社を辞めたいと言ってくる。仕事と家庭の両立が難しく、迷惑をかけたくないという。
常子(高畑充希)に忘れ物を届けてきたとたまき(吉本実憂)が出版社を訪れる。すると、日本製の電化製品が海外製の性能を超える結果が出たと、水田(伊藤淳史)が花山(唐沢寿明)に報告する。日本製品をもっと良くしようと士気高く試験を再開する社員たちを見て、たまきは「あなたの暮し出版」で働きたいと決心する。
君子(木村多江)が亡くなって8年、常子(高畑充希)は、君子から教わった言葉や知恵を次世代に伝える「小さなしあわせ」を企画し、単行本が発売されるほどの人気連載となっていた。戦争を知らない社員も増え、その価値観に驚かされることも。常子らは女性たちが働くことについて世間の目が厳しいことに着目する。
自宅療養を始めて半年、君子(木村多江)は床に伏せることが多くなった。そんな折、花山(唐沢寿明)が見舞いに訪れる。礼を言いたかったと言う君子に、花山は言葉を詰まらせる。そして、全てを投げ打ち雑誌作りに懸けてくれた常子(高畑充希)に申し訳ない気持ちがあると告げると、君子は「常子は幸せだ」と答える。
常子(高畑充希)たちは、君子(木村多江)の病状が思わしくないと医者から告げられる。気丈に振る舞う常子たちを見て、何かを察した君子は自宅療養にしたいと伝える。そんなある日、中学生になったたまき(蒔田彩珠)が熱を出す。忙しくて手が回らない鞠子(相楽樹)に代わり、君子がたまきの看病をすることに。
1964(昭和39)年。常子(高畑充希)は元の家を購入・改装し、大きな一軒家を建てる。鞠子(相楽樹)や美子(杉咲花)を家族ごと呼び戻し、3世帯9人の大所帯で暮らし始める。「あなたの暮し」の売り上げも順調で、全てが順風満帆と思っていた矢先、君子(木村多江)が突然入院。思ったより重い症状だと判明する。
美子(杉咲花)の結婚祝いの最中、音信不通だった鉄郎(向井理)が妻・幸子(岩崎ひろみ)を連れて現れる。祝いの場を手前勝手にかき乱す鉄郎。聞けば、新潟で米を作っているという。かつて小橋家の米を食べ尽くしたお詫びだと米を土産に渡す鉄郎に、君子(木村多江)はこちらこそ助けられたとお礼を言う。
宗吉(ピエール瀧)と照代(平岩紙)は南(上杉柊平)にキッチン森田屋を継いでくれないかと申し出る。快諾した南はそのまま美子(杉咲花)にプロポーズ。突然の告白に驚く美子だが、素直に受け入れる。常子(高畑充希)は美子のお祝いすることに。すると、音信不通だった叔父・鉄郎(向井理)が妻を連れて現れる。
赤羽根(古田新太)は消費者が欲しがるから安い商品を提供しているだけで、買ったあとの責任は消費者にあると主張。一方、常子(高畑充希)と花山(唐沢寿明)は、一番大切なのは不具合のない安全な製品を作ることなのではと反論する。そして、赤羽根に商品試験中に発見した決定的な事実を公開試験中に発表する。
公開試験が始まった。新聞記者の国実(石丸幹二)の進行で、常子(高畑充希)らのあなたの暮し出版と赤羽根(古田新太)の電機メーカーを含めた5社が、洗濯機を対象に各自の試験内容を公表していく。常子たちの試験は、各メーカーの専門的な方法には及ばない素人感覚のものが多く、会場に冷笑が広がる。
公開試験まで2カ月を切り、洗濯機の商品試験が佳境を迎えていた。そんな折、常子(高畑充希)は美子(杉咲花)から、電化製品が家庭に入り始めたことでどれくらい主婦の時間が短縮されているのかを調べて記事にしたいと提案される。一方、赤羽根(古田新太)らは消費者の支持を受け、公開試験の勝利を確信する。
「あなたの暮し」が行う商品試験に対して、家電量販店の半数近くが実験の方法に疑問があると報じられる。国実(石丸幹二)が仕掛けた騒ぎは大きくなり、さまざまなメーカーが出版社に苦情を申し立てに来る。挑発には乗らないという花山(唐沢寿明)に対し、いつまでも疑いの目を持たれていいのかと国実が詰め寄る。
常子(高畑充希)は、国実(石丸幹二)から「あなたの雑誌には影響力がある」と言われ、改めて責任を感じる。出版社に戻ると、松永(石田法嗣)が情報を週刊誌に漏らしたのは自分だと告白する。常子は、信頼を取り戻すつもりがあるなら、これまで通り働いてほしいと説得するも、松永は責任を取って辞めてしまう。
「あなたの暮し」の商品試験に関する偽装疑惑の記事が載った週刊誌が発売され、編集部は騒然に。相手にするなという花山(唐沢寿明)の言葉に社員は落ち着きを取り戻す。だが常子(高畑充希)らが洗濯機の試験を始める中、国実(石丸幹二)の企てにより、全国紙にも商品試験の公平性が問われる記事が載ってしまう。
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2024年11月24日08:00
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