京都ぶらり歴史探訪の放送内容一覧
幕末、京都守護職として都の治安維持に当たり、新選組結成にも関わった会津藩主・松平容保。今回は、2021年秋公開の映画で容保を演じた尾上右近が容保ゆかりの地を訪ねる。本陣であった金戒光明寺では、幕府のために最後まで戦った容保の意外な素顔を明かしながら、右近が容保の知られざる心の奥底に触れる。
京都の名高い寺社の前にあり、参拝客を迎える店が軒を連ねる門前通り。今回は檀れいが寺社と門前を歩き、名物を訪ねる旅へ出る。まずは宇治を代表する名所・極楽浄土を再現した平等院鳳凰堂へ足を運ぶ。その門前に並ぶお茶屋で天下人と宇治抹茶の関係が明らかになる。ほか、八坂神社や清水寺の名物も紹介する。
中村雅俊が、1200年にわたり人々を引き付けてきた“天空の仏教都市”こと和歌山・高野山を訪れる。世界遺産にも認定されている高野山で、平清盛、豊臣秀吉ら歴史に名を残した偉人たちの素顔に迫る。
京都の新選組ゆかりの地を巡る。“天才美男士”として人気の沖田総司、沖田と同世代の斎藤一、藤堂平助の若手隊士の物語を取り上げる。沖田が参加した八木邸での初代局長・芹沢鴨の粛清や沖田と藤堂が思わぬ理由で戦線から離脱した池田屋事件などの歴史を紹介しながら、若き隊士たちの心情に迫る。
約1200年前に弘法大師空海が手掛けた京都を代表するランドマークである東寺の五重塔を訪問。今回、日本の木造建築物の中でも最も高い塔の最上部まで特別な許可を得て上ることに。また立体曼荼羅を収めた講堂や国宝の金堂など、寺の各所を巡りながら、五重塔にまつわる歴史や新たな魅力を紹介する。
旅行情報サイトが発表した「紅葉ランキング」に沿って、京都に数ある紅葉名所の中から10のスポットを厳選して紹介。嵐山、大原、清水寺、東福寺、トロッコ列車など、人気観光地や名高い神社仏閣などが登場する。それぞれ個性の違う美しさと、その場に秘められた歴史や人々の思いなどを解き明かしていく。
京都に数ある寺院の中で、徳川家に最も近い寺であり、年末の除夜の鐘でも知られる浄土宗の総本山「知恩院」を特集。特別に許可された普段めったに入ることができない空間や貴重な寺宝などを紹介する。徳川2代将軍・秀忠を演じた経験を持つ中村雅俊が、徳川家ゆかりの「知恩院」に隠された謎をひもとく。
京都にとって大切な場所の一つであり、2021年に二つの大きな節目を迎える比叡山延暦寺を特集。特別に撮影許可が下りた「法華総持院東塔」では他の寺では見られないという“最澄の偉業”を紹介。さらに生々しい焼け跡の残る仏像や当時の人々による記録から織田信長による焼き討ちの真実に迫る。
宇梶剛士が、京都の魅力を発信する「らくたび」の代表・山村純也氏の案内で、京都の名所に立つ銅像を見学する。“京都三大銅像”として知られている「高山彦九郎像」や「角倉了以像」「坂本龍馬 中岡慎太郎像」を紹介。銅像になった偉人の人物像に迫りながら、彼らの足跡からも京都の歴史をひもといていく。
中村雅俊が東京・上野で京都を探す旅に出る特別編。江戸時代に建てられ、現在の上野公園一帯が境内だったという「寛永寺」や日光東照宮と同じく徳川家康を神様として祭る「上野東照宮」を訪れる。江戸の発展のために上野につくられた京都を模した名所を巡り、江戸の人々の京都への思いをひもといていく。
渡辺大が京都の寺院に数多く眠る国宝を巡り、なぜそれが貴重な国宝なのかを明らかにする。平安時代から1100年以上の時を重ねる門跡寺院、仁和寺へ足を運ぶ。五重塔の普段入ることのできない内部で、天井の壁画をクローズアップ。また、約380年前に建てられた観音堂では貴重な仏像に出合う。
檀れいが、京都・比叡山の麓に位置する大原を訪れ、各所を巡りながら歴史をひもとく。まずは大原を代表する寺であり、昭和の名曲「女ひとり」の歌詞でも知られる三千院へ足を運ぶ。かわいらしいわらべ地蔵が顔を見せるこけむした庭園では、普段は見ることができない雪に覆われた「冬の絶景」を紹介する。
中村雅俊が日本三景「天橋立」と海の上に立つ「舟屋」で知られる京都・伊根町を訪れる。昔から京都の街へ豊富な海産物を届けていた伊根の海へ向かい、都との関係性をひもといていく。また祇園の「八坂神社」と同じ名前の社が守り継ぐ「海の祇園祭」やこの地で生まれたという浦島太郎伝説の真相にも迫る。
京都の絶景スポットであり、日本三景の一つにも数えられる「天橋立」を特集する。天橋立は多くの和歌に詠まれており、都人の憧れの地だという。また、室町幕府3代将軍・足利義満が幾度となく訪れたという記録もある。人々を魅了し続ける天橋立の絶景に隠された神秘の物語を中村雅俊がひもといていく。