ベルセルクのあらすじ
モズグスとの死闘を制したガッツたち。しかし周囲はあふれ出た悪霊に囲まれており、もはや脱出は不可能! ガッツはファルネーゼたちに、たいまつを拾うよう指示。悪霊たちを炎で退け、朝を待とうというのだ。狼狽(ろうばい)するファルネーゼは、悪夢に立ち向かうガッツに、確かな信頼を感じ始める。しかし悪霊の波はさらに激しさを増し、聖地の全てをのみ込もうとして…。
自身、そして世界を嘆く使徒・完璧な世界の卵は、髑髏の騎士から逃れ断罪の塔を上っていく。途中彼は、キャスカを救った瀕死(ひんし)の胎児を見つけ、「ともに逝こう」と胎児をのみ込み…。地上では、魔女として捕らえられたキャスカが火刑台に縛られていた。しかしガッツは敵に阻まれ、近づくことすらままならない。そして狂乱する民衆たちの手で、キャスカの足元に火がかけられた!