べっぴんさんのあらすじ一覧
さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚から3年。さくらは妊娠し、健太郎は武(中島広稀)の後を引き継いでキアリスの開発宣伝部長に昇進する。本店を任された健太郎は、大手商社社長の古門(西岡徳馬)からの助言を受け、キアリスを大きく変えようと奔走する。健太郎の言動にすみれ(芳根京子)は違和感を抱く。
すみれ(芳根京子)・紀夫(永山絢斗)夫婦と君枝(土村芳)・昭一(平岡祐太)夫婦は、さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の結婚を認める。だが、一人息子と一人娘の結婚のため、家の継承問題でこじれてしまう。さくらは、考えが古いと主張するが、こだわるすみれ夫婦は、潔(高良健吾)とゆり(蓮佛美沙子)に相談する。
1970年、大阪万博が開幕し、多くの外国人が日本を訪れる。大手商社「KADOSHO」を訪れたすみれ(芳根京子)と紀夫(永山絢斗)は、「KADOSHO」社長・古門(西岡徳馬)に栄輔(松下優也)を引き合わされる。大阪万博のフィナーレを飾るショーの演出を担当する栄輔は、子供たち用の衣装の提供をキアリスに依頼する。
さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)は、「キアリス」で新人研修を受けることに。厳しい指導に思わず不満をこぼすさくららだが、同期の阿部(上川周作)と励まし合いながら乗り越えていく。そんな中、新商品開発のための審議会にアイデアを出すよう言われたさくらは、自分の力を試せる絶好の機会と張り切る。
新入社員採用の最終試験の結果、すみれ(芳根京子)と君枝(土村芳)は優秀な成績を残したさくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)の入社を受け入れる。そして時は流れ、1970年に大阪万博が開幕。万博関連の番組には大手商社「KADOSHO」社長・古門(西岡徳馬)と、「エイス」の社長・栄輔(松下優也)が招かれていた。
さくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)をキアリスで採用するかどうかで、反対するすみれ(芳根京子)らと、人事部長の中西(森優作)らで意見が割れる。だが、潔(高良健吾)の助言を受け、最終的には試験を受けさせ、実力をみて判断するということに。試験は公平性を保つため無記名の最終課題試験で決定する。
キアリスの新入社員採用面接を実施していたすみれ(芳根京子)らは、候補者の中にさくら(井頭愛海)や健太郎(古川雄輝)の姿を見つけて驚く。すみれや紀夫(永山絢斗)、君枝(土村芳)は「身内を入れれば会社に悪い影響を与える可能性がある」と反対するが、人事部長の中西(森優作)は、優秀な二人の採用を主張する。
1969年4月、株式会社キアリスは、創業20周年を記念したパーティーを開く。創業時から社員数は大きく増え、専門知識を持った若い社員も働くようになり、すみれ(芳根京子)らは会社の成長に深い感慨を得る。ちょうどその時、大学卒業後、アメリカに留学していたさくら(井頭愛海)と健太郎(古川雄輝)が帰ってくる。
すみれ(芳根京子)らは、15歳の時から「キアリス」のために働き続け、いまだ独身の足立(中島広稀)の将来を心配し、縁談相手を見つけようと奔走する。しかし、足立の心の中にはいまだに明美(谷村美月)への思いがくすぶっていた。足立が酔った勢いでその気持ちを後輩・中西(森優作)に漏らすと、周囲に知られる。