ブレイブウィッチーズのあらすじ一覧
【最終回】グリゴーリの特性に大苦戦するブレイブウィッチーズとペテルブルグ軍集団。「もう、あれを…あの技を使うしかない!」。強い決意を宿し、みんなの静止を振り切って一人グリゴーリに突っ込んでいく孝美。その全身が魔法力に包まれ、髪が真っ赤に輝く。「あの光! ダメ、お姉ちゃん!」。孝美を止めるため、ひかりは列車を飛び出し作戦現場に向ってひたすら走るのであった。
ペテルブルグ周辺のネウロイに対抗するため、新たに「ペテルブルグ軍集団」が結成された。いよいよ始まる「ネウロイ反抗作戦」、今必要なのは“戦力”である。いまだ部隊のお荷物であるひかりはロスマンから一つの課題を課せられる。「一週間の間に、私から出撃許可を得なければ国に帰ってもらいます」。わずか一週間の猶予、しかし努力と根性が取り柄のひかりは諦めず直向きに頑張る。「やってみなくちゃ、わかんない!」
1944年9月、欧州ガリア共和国を占領していたネウロイの巣は、第501統合戦闘航空団「ストライクウィッチーズ」の活躍により撃破された。人はネウロイに勝つことができる。「次は我々の番だ」。第502統合戦闘航空団「ブレイブウィッチーズ」隊長、グンドュラ・ラル少佐は、東部戦線を打破するための秘策として、扶桑皇国から一人のウィッチを呼ぶ。
扶桑国佐世保航空予備学校に通う生徒・雁淵ひかり。エリートウィッチで佐世保の英雄でもある姉・雁淵孝美に少しでも追いつくため、日々努力を重ねる魔法少女は今日も一人山道を走っていた。そんなある日、父の務める無線発信所に一報の電信が届く「今日の午後、第三航空戦隊が入港する」「三航戦…お姉ちゃんだ!」。喜ぶひかりは居ても立ってもいられず、その場を飛びだすのだった。