ザ・ノンフィクションの放送内容一覧
石川・金沢の住宅街にある「サポートハウス」と、そこで暮らす20代から70代の男女7人の生活に迫る。この家の主である実千代さんは、知的障害のある息子の存在をきっかけに施設を立ち上げ、複雑な事情を抱える若者たちを受け入れてきた。そんな実千代さんは、若者たちにも打ち明けていないある事情を抱えていた。
女性の肌に書や墨絵を描く「女体書道」を特集。書家の小林覚さんが、女性たちの希望する詩や言葉を体に書き、アート作品として写真に残す女体書道は、モデルを務めたいという女性が後を絶たないほどの人気ぶりだという。36歳の女性は、女体書道の体験を通して、本音を話してくれない母親と向き合おうと決心する。
移動式の「モバイルハウス」で自由に暮らしていた男性たちの現在に迫る。ちはやさんは、結婚を機に都内のマンションで暮らし始め、今では父親に。プロの漫画家を目指して定職に就かないちはやさんに、妻は「あと1年だけ」と告げる。また、シングルマザーの女性と暮らすナルさんは、新しい家族のために仕事を始める。
若年性アルツハイマー型認知症を患う父・佳秀さんの介護をしていた大介さんと家族のその後を追う。コロナ禍の影響で、介護施設に入所する父と直接会うことができていなかった大介さんは、2022年夏にようやく面会することができた。これを機に、大介さんの母は、また家族みんなで一緒に暮らしたいとある決断を下す。
毎晩、見知らぬ人の家を無料で泊まり歩く男性・シュラフ石田に密着する後編。街頭でフリップを掲げることが難しい雨の日の夜、石田は、1週間前に泊まった20代女性の部屋を訪れる。一緒に食事をして、たわいのない話をしながら過ごす中、女性は「孤独で乗り越えられない夜に、石田が隣にいることで救われた」と話す。
毎晩、見知らぬ人の家を無料で泊まり歩く男性に密着する。リュック一つで全国をさすらい、夕方になると街角で「今晩泊めてください」と書かれたフリップを掲げる男性は、この生活を始めて4年、これまでに300軒以上の家を泊まり歩いてきたという。自由気ままに生きる男性と、彼を受け入れる人々の不思議な一夜に迫る。
東京・池袋にある格安スマホ販売店「誰でもスマホ」と、店を訪れる客に密着する。新宿でホストとして働く男性が、通信・通話ができないスマホを持って来店。客がツケを支払わないまま姿を消したことで借金を抱え、スマホが使えなくなったという男性は、営業に欠かすことができない必須アイテムを再び手にする。
幼い頃、父に捨てられた“ゲーム芸人”フジタに密着する後編。フジタの父は、認知症が進行する中でもお金に強い執着心を持ち続けていた。そんな父に、フジタが理由を問うと、父は貧しかった幼少期の記憶を語りだす。父の知られざる思いを知ったフジタは、「自分も家族を持ちたい」と45歳から婚活をスタートする。
父を憎み、孤独を生きてきた“ゲーム芸人”フジタに密着する。かつて自分を捨てた父が認知症を発症したことにより、父との同居を始めたフジタ。同居生活では、認知症だけでなく、足腰の衰えや異常なまでのお金への執着など、さまざまな苦労に直面する。そんな中、フジタの元に父が救急車で運ばれたという連絡が入る。
90年代に「ボキャブラ天国」でブレークしたお笑いコンビ・松本ハウスに密着。人気絶頂の中でテレビから姿を消した彼らは、売れっ子となったプレッシャーから、ボケ担当のハウス加賀谷が統合失調症を悪化させ長期入院。2009年、再びコンビとしてステージに戻るも、その芸は“完全復活”にはほど遠いものだった。
大阪・西成の“三角公園の歌姫”に密着する後編。2022年冬、異色のジャズシンガー・坂田佳子さんがSNSで話題となり、歌を聴きに来る人が増える一方、彼女の激しい言動を動画に撮ろうとする人とのトラブルも続いていた。数々の店を出入り禁止になった末にたどり着いた三角公園だったが、彼女はここでのライブをやめる決断をする。
大阪・西成の小さな公園で歌い続ける51歳の歌手・坂田佳子さんに密着する前編。彼女は3年前、アルコール依存症による問題行動で数々の店を出入り禁止になり、夫からも「別れてほしい」と告げられ、西成にたどり着いた。その後、公園で歌い始めるとSNSで話題に。2022年秋、末期がんと宣告された女性が彼女の歌に聞き入っていた。