ザ・ノンフィクションの放送内容一覧
ある決断を迫られた国際結婚の夫婦に密着。都内のシェアハウスで出会い、5年前に結婚した北海道出身の祐介さんと、台湾出身の詠心さん。異国で働く難しさを感じていた詠心さんは、「子供が欲しい。子供を育てるなら家族のいる台湾に帰りたい」と祐介さんに告げるが、彼は「子供は欲しくない」という思いを抱いていた。
2019年12月に横浜で保護された記憶喪失の男性の、本当の自分を取り戻すための日々に密着。男性は、冬の夜、横浜駅前の石畳の上で目を覚ますと、全ての記憶がなくなっていた。医師から、心に受けた大きなショックが原因の解離性健忘症と診断された男性は、自分は何者なのか、本当の自分を探しながら日々を送る。
東京・浅草の「東京力車」で、人力車の俥夫として働く女性たちに密着する後編。研修生の指導担当を務める大学4年生の俥夫・ミイさんは、大学卒業後もアルバイトとして人力車を続けるという進路を両親に伝える。しかし、目指す夢や具体的な目標がないまま“アルバイト”の状態を続けることに、両親は反対する。
東京・浅草で人力車の俥夫を目指す女性たちに密着する前編。2022年12月、女性俥夫の人数が浅草一の「東京力車」では、20歳の研修生が初めての卒業試験に挑んでいた。そんな研修生の指導を務めるのは、かつて卒業試験に落ち続けた大学4年生のミイさん。念願の俥夫になった彼女だが、大学卒業後の進路に悩んでいると明かす。
2022年春、名門・一橋大学を卒業し、スナックのママになった千里さんに密着。大学の友人たちが大手企業に就職していく中、彼女は親の反対を押し切り、東京・国立で23年続く小さなスナックの経営を引き継いだ。彼女は、店の全面リニューアルに踏み切り、世代を超えたコミュニティーの場を作るため、一人奮闘する。
家具製作会社「秋山木工」で“でっち奉公”をする、入社6年目の二人に密着する後編。入社4年目の弟弟子が退社し、でっちは同期二人だけに。秋山利輝社長は、これまでのやり方は時代に合わないのかと、制度の改革を決断する。さらに、でっちの二人は、5カ月後に、職人昇格を認める“修了式”を行うことを告げられる。
家具職人を目指し、家具製作会社「秋山木工」で“でっち奉公”をする二人の6年間に密着。2022年春、新入社員が入らず、残っているでっちは3人に。その中の二人、2017年入社の加藤さんと内藤さんは、5年の修業期間を終えたが、「職人としての技術や人間性も足りない」と、社長が二人の職人昇格に“待った”をかけていた。
一流の料理人を目指し上京した3人の若者たちに密着する後編。上京2年目で同期のらいちさんが「レストラン大宮」を去り、残された2人の心は大きく揺れ始める。当初の夢だった料理人ではなく接客のスペシャリストを目指すちはるさんは、料理の仕込みや開店準備などに時間をとられることに疑問を抱き始めていた。
一流の料理人を目指して上京し、東京・浅草の人気洋食店で働く若者たちに密着する前編。2021年春、洋食店「レストラン大宮」で3人の若者が修業を始めた。1年目の試練を無事に乗り越え、大宮勝雄シェフが期待を寄せていた彼らだったが、2年目を迎え、仕事も任されるようになった3人の心の中は大きく揺れ動いていた。
東京・新宿二丁目で53年続く深夜食堂を営む夫婦に密着する後編。77歳になった夫婦は、客が引けた店内で二人の今後を語り合う。夫の加地さんは、いくつかの持病を抱える妻・りっちゃんの身体について不安を感じ、2024年夏に店の賃貸契約が更新を迎えるため、そのタイミングで店を辞めようかと考え始めていた。
53年続く東京・新宿二丁目の深夜食堂に密着する前編。LGBTQの人々が集うこの街にたどり着いた者たちが、癒やしを求めて「クイン」にやって来る。多くの客の目的は、77歳の名物ママに会うこと、そしてママの夫が作る安くて温かな家庭料理だ。ある夜、店を訪れた女性も、涙ながらに親との関係を打ち明ける。
戦火のウクライナから日本へたどり着いた家族に密着する後編。子供たちが日本での生活に慣れていく中、母・マーヤさんは、故国に帰らなければならない理由を抱えていた。それは、今は亡き夫の母が面倒を見てくれている、障害のある兄の存在だった。マーヤさんは、周囲の猛反対を押し切って一時帰国を決断する。
戦火のウクライナから日本へたどり着いた家族に密着する前編。2022年5月、東京・東新宿の都営住宅で、ウクライナ人の母親と6歳と4歳の子供たちが暮らし始めた。日本語が分からない中、子供たちが日本での生活になじんでいく一方で、母・マーヤさんは、どうしても故国に帰らなければならない理由を抱えていた。
東京の下町にある「U-25起業家シェアハウス」で暮らし、起業を目指す21歳のポンタさんに密着。「起業で人生を変えたい」と親の反対を押し切り、2022年6月に上京して来た彼は、宿泊予約サービスのアイデアを温めていた。先輩起業家にもアイデアを褒められ、夢への一歩を踏み出すが、起業仲間探しに苦戦する。
日本最高齢となる56歳のストリッパー・星愛美さんに密着する後編。2022年秋、デビュー33周年イベントの準備を進めていた愛美さんの元に、全国の劇場に駆けつけるファン“星組”の名物メンバーであるスーさんがこの世を去ったという知らせが届く。星組中心メンバーの支えを失った愛美さんは、引退を意識し始める。
日本最高齢となる56歳のストリッパー・星愛美さんと、彼女を全国各地追い掛けるファン“星組”に密着する前編。星組の中心メンバーで元警察官のスーさんは、がんによる余命宣告を受け、全身の痛みに耐えながら全国の劇場へ足を運ぶ。一方、愛美さんも体中に痛みが絶えず、年々踊ることが厳しくなっていた。
茨城・日立にある「塙山キャバレー」に密着する後編。最年少30代のママは、塙山キャバレーでは20年ぶりの結婚。一方、最年長80代のママは、がんの手術を乗り越え、退院わずか1週間で店に立つなど、この場所を支えるママたちにさまざまなことが起きていた。そんな中、無口なママからスタッフがある依頼を受ける。
茨城・日立にあり、小さな飲食店が並ぶ「塙山キャバレー」のその後に密着。店には開店前から客が並ぶなど、いつもの活気を取り戻していた。しかし、この撮影開始までに、火事で店を失った“のぼるちゃん”が孤独死、そして、20年ぶりに娘と再会した「ラブ」のママもパートナーを亡くし悲しみの中にいた。
日本で救急医になりたいと、中国からやってきた朱海医師に密着。夢をかなえるため6年前に家族を連れて来日した彼は、猛勉強の末、日本の医師資格を手にした。研修先は山間部に多くの過疎地域を抱え、“陸の孤島”ともいわれる鹿児島・大隅半島。そんな中、2022年9月、観測史上最大級の台風が病院を襲う。
“ラブレター代筆屋”の小林慎太郎さんに密着。会社勤めの傍ら8年前から代筆屋を始め、これまでに160通以上のラブレターを書いてきたという小林さん。そんな彼の元に「解散が決まった地下アイドルにラブレターを送りたい」「40年前に離ればなれになった娘に会いたい」といった人々から代筆の依頼が舞い込む。