小林さんちのメイドラゴンのあらすじ
【最終回】穏やかな休日。小林さんちでは、いつものように緩やかな時間が流れていた。しかし買い物に出たトールは、道中ふと考えてしまう。小林さんは人間で、もし小林さんの寿命が来て、死んでしまったら…? 永遠には一緒にいられない。いつか別れは来る。わかっていたのに。覚悟しているのに。それでもトールの心は乱される。そんなトールに追い打ちをかけるように、彼女の目の前に現れたのは終焉(しゅうえん)帝…トールの父だった。
一年の終わりも近づいてきたころ。商店街でトールが福引を引くと、当たったのはなんと温泉旅行…ではなくコタツだった。ついに小林さんちに導入されたコタツに、トールたちはごろごろごろごろ…。コタツは人間どころかドラゴンまでをもダメにしてしまう。そんな感じでだらだらと年末年始を過ごす小林さんち。平和な休日がただ無為に過ぎて行く。そんな中、トールたちは初詣に行くために着物を着させてもらうことに…!?
クリスマスも近づいてきたある冬の日。トールは老人ホームで行われるクリスマスパーティーの出し物を頼まれる。忙しい小林さんに迷惑はかけないようにとトールたちだけで劇をすることになったのだが、小林さんという制御を失ったドラゴンたちが考える劇はやはりハチャメチャな方向に…。そうしてついに始まるトールたちの劇。小林さんは心配そうな表情でステージを見つめるが…。