銀魂.のあらすじ一覧
満身創痍(そうい)で倒れた星海坊主に襲いかかる神威…。その前に立ちはだかったのは、他でもない銀時であった。銀時は、神威に対し『本当の名前』を思い出せと語り木刀を抜く。神威の圧倒的な力に押される銀時ではあったが、神威自身は違和感を持ちながら戦っていた。その違和感とは、銀時は護るものために戦い、そして自分と戦い続けて限界を越えていく戦う姿であった。神威は、戦いに割って入った神楽の存在により、ためらってしまう。その隙に銀時は、渾身(こんしん)の一撃を受けてしまうのだった。そんな戦いの最中、夜兎の血に飲まれた神威は不敵な笑みをこぼすのであった…。
神威は神楽に、母である江華が『アルタナの暴走を受けて生まれた変異体』であったことを告げる。そして二人の母親を殺したのが、父親である“星海坊主”であるということも…。星海坊主と江華の間には神威と神楽が生まれ、家族4人はひっそりと生活していた。ある日、神威は、江華が徨安の星では生きていけない体であることを知ってしまい、母親を苦しめているのは自分たち家族であると感じはじめる。神威は意を決し江華を連れ出そうとするが、そこに星海坊主が現われて事態が急変する。星海坊主、神威、神楽、江華それぞれの家族の思いとは。そして、星海坊主対虚の戦いの行方は!?
神威は自らの父親である星海坊主に対し、殺意を込めた拳を振り上げた。“宇宙最強の親子げんか”へと発展したふたりの激闘は、もはや誰にも止められないかに見えた。だが彼らの家族である神楽だけは違っていた。神楽は、身をもって闘いをいさめようとするのだった。しかし次の瞬間、閃光の如く現れた虚により戦況が一気に変貌した。星海坊主は義手の左腕を一瞬にして斬られてしまった。闘いの中で、星海坊主は虚がアルタナにより力を得ていることに気づく。そして星海坊主にとっては、アルタナの力を持つ人物に出会うのは初めてではなかった。それはいったい誰なのか!?
今井信女の口から語られたのは、『虚』がアルタナによって生まれ、不老不死の存在であり、“宇宙で最も危険な生物”であると。そして、吉田松陽という人物は、虚と同じ存在であることも…。信女の話を受け銀時、桂は戸惑う。しかし、桂は銀時に「お前に二度も師を斬らせるわけにはいかないからな」と告げて立ち去る。一方、虚は元老院を失った春雨を手なずけようとしていた。勢力の拡大をもくろむ虚の前に一人の男が現れ、事態は思わぬ方向へと進展する。そして、誰も居なくなった万事屋銀ちゃんの机の上には見知らぬ封筒が置かれてあった…。
道場に鳴り響く乾いた音…。そこには、稽古に励む幼い銀時と、それを笑顔でいなす松陽の姿があった。松陽はこれからの銀時に対して、“あること”を楽しみにしていると告げる。時が経ち、銀時は松陽にうり二つの『虚』と対峙(たいじ)することになる。そして…。先の黒縄島からの真選組局長の近藤勲の奪還の件により、以前にも増してかぶき町には居づらくなった万事屋一行。そんな中、桂の計らい(?)により地下都市アキバに潜伏しアキバで支店を開くことになる。そこに訪れた意外な来客により、『虚』の正体について語られることに…。

























