おんな城主 直虎のあらすじ一覧
直虎(柴咲コウ)は井伊家の財政を立て直す策として、方久(ムロツヨシ)から綿の栽培を勧められる。そこで直虎は甚兵衛(山本學)に栽培を持ち掛けるも、人手が足りないと言われ、断られる。直虎は人手を借りようと、目付の鈴木重時(菅原大吉)の屋敷を訪ねる。だが自分に得がないとして断られてしまう。奥山六左衛門(田中美央)は政次(高橋一生)への相談を進言するが、直虎は断固拒否する。一方、政次はたびたび外出している直虎を不審に思い、禰宜(ダンカン)から情報を仕入れる。しばらくして直虎らは再び瀬戸村へ。甚兵衛らが試しに綿の種を植えてみたが、芽は出なかったという。直虎は諦め切れず、人員の確保とともに綿の栽培を頼むため、領内の村々を巡るが、ことごとく断られる。その途中、直虎は、休憩で立ち寄った泉で旅人・龍雲丸(柳楽優弥)と出会う。
寿桂尼(浅丘ルリ子)から徳政令無視の申し開きに来るよう命じられた直虎(柴咲コウ)は、方久(ムロツヨシ)の知恵を借りようとするも逃げられ、中野直之(矢本悠馬)には警護を断られてしまう。そこで直虎は傑山(市原隼人)ら龍潭寺の僧たちに警護を頼み、政次(高橋一生)を伴って駿府に向かう。一方、南渓和尚(小林薫)は直之を無理やり連れて瀬戸村と祝田村の農民たちに字を教えに行く。直虎が駿府に向かっていることを知った農民たちは、直親の二の舞になることを案じ、直虎を守るべきと直訴。直之は心を打たれて直虎を追う。その頃、直虎は道中で一泊するため寺に立ち寄り、程なく山賊に囲まれてしまう。身の危険を感じた直虎は、政次に虎松(寺田心)の後見を任せると言い、寿桂尼への伝言を頼んで自らは井伊谷に戻ることに。だがそれは直虎の作戦だった。
瀬戸方久(ムロツヨシ)への借金返済に苦しむ瀬戸村と祝田村の農民たちが、今川に徳政令の発布を直訴。方久から、政次(高橋一生)が村を乗っ取ろうとしているのではないかと知らされた直虎(柴咲コウ)は、方久、南渓和尚(小林薫)に相談し、策を講ずる。程なく、中野直之(矢本悠馬)ら家臣が直虎に、方久を家臣から外して村を井伊家に戻せと詰め寄る。そこに政次が現れ、両村に徳政令を出すようにとの、今川家からの命令を伝える。だが直虎は、方久が両村を龍潭寺に寄進したために徳政令は出せないと一蹴。そして直之らに、井伊を守り続けるためには方久の知恵のような新たなやり方が必要と訴える。やがて方久と配下の辰(山本圭祐)が夜道で農民たちに襲われ、方久が連れ去られてしまう。政次が裏で糸を引いていると察した直虎は激怒し、瀬戸村へと急ぐ。
次郎法師(柴咲コウ)は領主名を直虎とし、虎松(寺田心)の後見人に名乗り出る。中野直之(矢本悠馬)ら家臣から反対の声があがり、政次(高橋一生)は直虎に覚悟を問う。直虎は毅然とした態度で覚悟を述べ、南渓和尚(小林薫)の口添えもあって了承されることに。南渓和尚は直虎に、国を治めるための法令が書かれた書「今川仮名目録」を勧める。程なく瀬戸村の村人が直虎に助けを求めてやって来る。戦による人手不足で田畑が荒れ、年貢を納めるために瀬戸方久(ムロツヨシ)から借金をし、二重支払いで苦しんでいるという。直虎は借金を帳消しにする徳政令を出してほしいと懇願され、快諾。直之が反対するも、直虎は強気で推し進めようとする。だが、井伊家も方久に借金をしていることが分かる。折しも方久が現れ、直虎は子供の頃、小屋に泊めてくれた男が方久と知る。
今川氏真(尾上松也)に謀反の疑いを掛けられた直親(三浦春馬)は駿府に弁明に向かう。一方、次郎法師(柴咲コウ)は井戸の水をかぶりながら、直親の無事を一心不乱に祈る。だが程なく直親らが道中で襲われ、折しも次郎法師は井戸端で気を失ってしまう。三日三晩、死の淵をさまよった次郎法師が目覚めると、屋敷に直親らの遺体が運ばれてくる。しの(貫地谷しほり)から、瀬名(菜々緒)の命乞いをしたせいとなじられた次郎法師は自分を責める。やがて氏真から直親の子、虎松を殺すようにと命じられ、南渓和尚(小林薫)はかつての直親のように逃がそうとするも、しのが拒否。左馬助(苅谷俊介)が氏真に命乞いを試みるが、氏真は代わりに松平元康(阿部サダヲ)の首を取ってこいと難題を押し付けてくる。その裏では政次(高橋一生)が氏真に入れ知恵をしていた。
駿府で次郎法師(柴咲コウ)が瀬名(菜々緒)の助命嘆願をしていると、元康(阿部サダヲ)の家臣・石川数正(中村織央)が現れ、人質交換を申し出る。瀬名と子供たちは助かり岡崎へ。次郎法師は瀬名に別れを告げて井伊谷に戻る。程なく次郎法師の元に松平の使者が現れ、瀬名を救った礼の品と直親(三浦春馬)に宛てた書状を差し出す。元康から鷹狩りに招かれた直親は、政次(高橋一生)に相談し、今川と共倒れにならないよう元康とも接触すると政次に告げる。政次はいったん反対するも、間者に注意するよう忠告して送り出す。直親は無事に元康と対面し、政次に報告する。二人の親しげな様子に昔を思い出して喜ぶ次郎法師だが、そこへ本物の松平の使者が進物を届けに現れ、今川に謀られたことに気付く。同じ頃、政次は寿桂尼(浅丘ルリ子)に呼ばれ、謀反の真偽を問いただされる。
奥山朝利(でんでん)を刺し殺してしまった政次(高橋一生)が龍潭寺へ。政次は次郎法師(柴咲コウ)にけがの手当てをされながら、事件の一部始終を語る。次郎法師は政次を信じ寺でかくまうことに。同じ頃、父親の遺体を前にしの(貫地谷しほり)が号泣し、直親(三浦春馬)に敵討ちを懇願。直親はしのを慰めながら、刀傷が壁の低い位置や床に刻まれていることに気付き、政次の正当防衛だと悟る。翌日、直親らの前で奥山孫一郎(平山祐介)が敵を討つと息巻く。そこに、次郎法師に頼まれたなつ(山口紗弥加)が現れ、義兄の政次を擁護。なつの実兄である孫一郎は激怒するも、直親が政次の正当防衛であったとその場を収める。一方、次郎法師は政次が周囲の恨みを買わないよう一計を案じる。政次が霊を恐れていると知った次郎法師は、政次に朝利の霊が出たと伝え、写経を勧める。
直盛(杉本哲太)らの無事を祈る次郎法師(柴咲コウ)の元に、桶狭間の戦いで今川軍が織田軍に大敗したとの知らせが届く。翌日、負傷した兵士が続々と井伊谷へ帰還。次郎法師らがけが人の手当てに追われる中、奥山孫一郎(平山祐介)が直盛の首を持ち帰る。次郎法師らは孫一郎から直盛の最期の様子を聞く。同じ頃、駿府で父の死と敗戦を知らされた今川氏真(尾上松也)は頭が真っ白に。今川からの独立を図っていた松平元康(阿部サダヲ)は敗戦の混乱に乗じて岡崎城に入城する。程なく井伊谷では、直盛ら戦死者の合同葬儀が行われる。孫一郎が直盛の遺言を告げ、中野直由(筧利夫)が井伊谷を任されることに。奥山朝利(でんでん)は政次(高橋一生)の差し金を疑うも、直親(三浦春馬)は政次を信じると言う。一方、千賀(財前直見)を心配する次郎法師はしばらく館に戻ることに。
瀬名(菜々緒)から次郎法師(柴咲コウ)に手紙が届く。松平元康(阿部サダヲ)と結婚した瀬名は、愚痴をこぼしながらも夫婦仲は良さげで、次郎法師はほほ笑ましく思う。一方、しの(貫地谷しほり)は直親(三浦春馬)と結婚して4年がたつも、子宝に恵まれず情緒不安定に。しのを心配する次郎法師は、子づくりの妙薬を入手する。だが、次郎法師を逆恨みするしのに拒まれてしまう。同じ頃、氏真(尾上松也)に当主の座を譲った今川義元(春風亭昇太)は、織田攻めの準備を始める。直盛(杉本哲太)らが今川の圧勝と気を緩ませる中、初陣の直親は張り切るが、直盛に留守役を頼まれる。納得できない直親だったが、政次(高橋一生)から跡継ぎのいない身を指摘され、承知せざるを得なくなる。程なく直親は、側室を迎えることを決意。直親は出陣の準備を始めるが、次郎法師は不安を抱く。
今川から検地の命令が下り、川名に隠し里を持つ直平(前田吟)は猛反発する。直平に隠し里へ案内してもらった直親(三浦春馬)は、その美しい里が井伊の最後のとりでと聞き、隠し通すことを直盛(杉本哲太)に進言。直盛に今川からの役人の接待を任された直親は、いざとなったら役人を買収するため、次郎法師(柴咲コウ)に役人の弱みを探ってほしいと頼み、隠匿工作にいそしむ。程なく直親は2冊の検地帳を目付け役の政次(高橋一生)に渡し、可能ならば隠し里を記した方は破棄してほしいと頼む。次郎法師も政次が井伊のために協力してくれると信じていた。2冊の検地帳を託された政次は自分を試す直親に立腹するも、直親に隠し里は報告しないと返答する。検地の日、次郎法師は神頼みをする政次の姿を見る。その政次の懐には、直親に破棄したと告げた検地帳があった。
亀之丞(三浦春馬)の元服式が行われ、直盛(杉本哲太)から「直親」の名が与えられた。次郎法師(柴咲コウ)と結婚するつもりの直親は、直盛に次郎法師の還俗について尋ねるも、言葉を濁される。政次(高橋一生)は、まずは直親の帰参を今川に認めてもらうことが先決と指摘し、新野左馬助(苅谷俊介)が今川の様子を探りに行く。次郎法師の還俗が後回しにされることに納得できない直親は、次郎法師に策を考えると話す。次郎法師は直親がむちゃをするのではと不安に。程なく左馬助が駿府から戻り、今川に願い事を申し出れば軍役を課せられると報告。直盛は次郎法師の還俗を諦めることにし、直親も承諾する。千賀(財前直見)から話を聞いた次郎法師は直親の承諾に驚きながらも受け入れる。だが直親は直平(前田吟)の力を借りて、次郎法師と結婚するための策を実行しようとする。
天文23(1554)年、春。次郎法師(柴咲コウ)は、亀之丞(三浦春馬)の竜宮小僧になるべく、人々に尽くしていた。一方、北条・武田と同盟を結んだ今川の勢力がさらに拡大。もはや亀之丞を呼び戻せないと悟った直盛(杉本哲太)は、鶴丸改め政次(高橋一生)に、重臣・奥山朝利(でんでん)の娘との結婚を勧める。いずれ二人の子供を直盛の養子に迎えて当主にという、小野政直(吹越満)の提案を受け入れてのことだったが、直平(前田吟)が猛反対。政次は亀之丞のことを気に掛けるも、次郎法師は井伊と小野の関係を良くする名案と賛成する。ところがその矢先、政直が病に倒れる。政直が娘・佐名(花總まり)を今川に人身御供として売ったことを恨む直平は喜ぶ。次郎法師は政直の言い分も聞くため、政直の元へ。程なく政直が死去し、亀之丞を呼び戻す最大の好機が訪れる。
井伊の本領安堵が認められるが、出家すると亀之丞(藤本哉汰)と結婚できないと知ったおとわ(新井美羽)は後悔する。そこで南渓和尚(小林薫)は、在家で尼として生活するのではなく、龍潭寺で僧の修行をすることを勧める。程なくおとわの得度式が行われ、南渓和尚からおとわに「次郎法師」という名が授けられる。おとわは「次郎」という名が井伊家の家督を継ぐ者の幼名と聞いて気に入り、張り切って寺へ。だが傑山(市原隼人)ら僧の態度が打って変わって厳格に。昊天(小松和重)は次郎法師に、出家前の身分は関係なく、兄弟子への口答えは一切禁止と説く。寺の決まりに従おうとする次郎法師だが、農作業や質素な食事などに耐え切れず、1日で館に逃げ帰る。しかし、心を鬼にした千賀(財前直見)に追い返され、寺に戻った次郎法師は絶望する。
鶴丸(小林颯)との婚約を破棄するため、おとわ(新井美羽)は自ら落髪して出家しようとし、直盛(杉本哲太)らはあぜん。政直(吹越満)の報告で知った今川義元(春風亭昇太)は激怒。おとわを人質に差し出すよう命じ、従わなければ井伊家を成敗するという。義元に反発する直平(前田吟)は戦に持ち込むと息巻き、直盛は困り果てる。おとわに泣き付かれた南渓和尚(小林薫)は、直盛と千賀(財前直見)に、おとわの出家を義元に認めてもらうべきと助言する。やがて、おとわは南渓和尚らと駿府へ向かう。南渓和尚は今川の軍師・雪斎禅師(佐野史郎)や義元の母・寿桂尼(浅丘ルリ子)を味方に付けようと考えていた。南渓和尚はおとわに寿桂尼への文を預け、南渓和尚の妹・佐名(花總まり)に仲介を頼むよう言い付ける。程なくおとわは、佐名に文を託すも、かつて井伊家から人質に出されたことを恨んでいる佐名に破られてしまう。
今川に追われている亀之丞(藤本哉汰)を逃がすため、おとわ(新井美羽)が亀之丞と着物を交換しておとりに。そうと知らない直盛(杉本哲太)らは、今川の家臣から渡された子供がおとわだと分かり絶句。井伊家の姫であるおとわはすぐに解放され、安堵する一同だが、千賀(財前直見)は無鉄砲なおとわを厳しく叱る。数日後、謀反人として成敗された直満の葬儀が行われる。折しも今川から命令が下り、政直(吹越満)が目付役に。さらに直盛は、鶴丸(小林颯)を婿に迎えて家督を継がせるよう命じられる。亀之丞の帰りをけなげに待つおとわは、直盛から鶴丸との婚約を伝えられ困惑。一方、政直の悪事を知る鶴丸は反発するも、政直に言い含められ、罪悪感を覚える。鶴丸から政直の話を聞いたおとわは、鶴丸は悪くないと励まし、結婚の約束をほごにしようと持ち掛ける。
天文13(1544)年。9歳のおとわ(新井美羽)は優しい父・直盛(杉本哲太)としっかり者の母・千賀(財前直見)の下で活発な姫に育ち、幼なじみの亀之丞(藤本哉汰)や鶴丸(小林颯)と仲良く過ごしていた。だが、亀之丞の父でおとわの大叔父の直満(宇梶剛士)と、鶴丸の父・小野政直(吹越満)が対立。折しも評定で直満が井伊家の男子に家督を継がせるべきと主張すると、重臣の中で唯一、今川寄りの政直は、今川の家臣を養子に迎える方が良いと反対する。結局、直満が押し切り、おとわと亀之丞の婚約が決まるが、直満が謀反人として今川に成敗されてしまう。



























