六龍が飛ぶ

サグァンと死闘を繰り広げたバンジの前に、母のヨニャンとプニが現れる。やがて、プニはムヒュルにバンウォンへの書状を託して遠い島へと発ち、ムヒュルも故郷へと旅立つ。それから2年後、バンガンは政変のためにバンウォンの命を狙うも失敗する。そして、バンウォンはついに朝鮮王朝・第3代王の座に就く。

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バンウォンはプニに、自分と婚姻してそばを離れるなと説得する。プニは婚姻を承諾し、バンウォンは村の住人を放免する。数日後、ヨニャンに誘われ野遊びに向かったバンウォンは、無名とバンジに命を狙われる。一方、プニはサグァンがバンウォンの命を狙っていることを知り、バンウォンの元に駆け付ける。

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ドジョンの亡がらを捜しに行って兵士に襲撃されたバンジは、バンウォンへの殺意をあらわにする。一方、バンウォンは次なる狙いを無名に定め、彼らを崩壊させる策を練るようリュンに命じる。そんな中、ドジョンとの関わりを疑われた村人たちが拷問を受け、ムヒュルはバンウォンに仕えることに喜びを感じられなくなる。

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バンウォンは自らの手でドジョンを殺める。プニとミョサンはバンジとムヒュルの元に向かい、二人の戦いを必死に止める。一方、病床のソンゲはドジョンの死を知って激怒し、すぐにバンウォンを呼ぶよう臣下に命令する。そんな中、バンウォンはジュンとイ・ジランの説得を試みて、さらに、バンソクの元へ向かう。

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チョンニョンはヨニを人質としてバンジをおびき出す。バンジをドジョンの元に向かわせるため、ヨニは自らの死をもってバンジを説得する。一方、バンウォンらはついに挙兵してウンの別邸を襲撃。三軍府を占拠し、スクポンの軍に王宮を包囲させる。しかし、ドジョンとウンの居場所が分からず、バンウォンは焦りを見せる。

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イ・スクポンが500人の援軍を都に入れる日が遼東出兵の前日と決まる。出兵を翌日に控える中、バンウォンらは着々と挙兵の準備を進める。そんな中、武器庫が空になっているのを目にしたプニは、ミョサンからバンウォンがドジョンを討とうとしていると聞かされる。一方、バンジは自分を心配するヨニに初めて口づけをする。

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村にある隠し武器庫を管理していたヨンギュが殺される。私兵と武器を奪われたバンウォンは、バンソクとドジョンを殺すことを決意し、仲間たちと共に今後の計画について話し合う。そんな中、明の朱元璋が亡くなる。これを好機と見たソンゲはバンウォンとバングァ、バンガンに遼東へ出兵しようと告げる。

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ソンゲは明へ渡った使臣が処刑されたことを宣戦布告とみなし、遼東征伐を決意する。私兵を持つ者と王子は軍事訓練に参加せよとの軍令を下すが、訓練場には誰も現れず、ドジョンは欠席者を弾劾する準備を始める。そんな中、本気で戦を始めるつもりだと知ったバンウォンは、贈り物を持ってドジョンやバンソクの元を訪ねる。

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ソンゲはドジョンを明へは送らないと断言するが、バンウォンはリュンやミン・ジェ、成均館のチョ・マルセンらを動かしてドジョンを追い詰めていく。ソンゲは別の臣下を明に送ることを宣言し、ドジョンは全ての官職から退くと告げる。そんな中、カン氏が亡くなる。その直後、ソンゲは都を離れ、ドジョンも姿を消す。

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バンウォンら使臣団が帰国し、ソンゲは明との外交問題を解決したバンウォンを称賛する。しかし、明がバンウォンを世子と勘違いしていることが分かり、使臣団の全員が捕らえられてしまう。一方、これを好機と見たドジョンは、バンウォンの幽閉をソンゲに進言する。そんな中、朱元璋からドジョンを明に渡すよう書状が届く。

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高麗最後の王だったワン・ヨは、処刑を受け入れることを決意する。一方、ドジョンは後世に続く規律を作るため、役人の教育に力を入れる。そんな中、村で行首として暮らすプニの元に無名の影が迫る。一方、南京での任務を成功させたバンウォンが遼東に戻るころ、密本を結成したドジョンは兵制改革を進める。

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ドジョンに選択を迫られたバンウォンは使臣として明に渡ることを選択する。その後、遼東城に到着したバンウォンは朱棣に捕らえられ、朱棣に剣を向けたムヒュルは死罪を命じられる。しかし、ムヒュルが剣士として死ねるように決闘をさせてやってほしいとバンウォンが訴えたことで、ムヒュルは明の剣士と対決することになる。

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ドジョンのわなにはまり、バンウォンはチョヨン、シンジョクと共に捕らえられる。チョヨンは、無名との結託を疑われ拷問を受けたシンジョクに手を貸すと提案し、シンジョクの部下に無名への書状を託す。そんな中、バンジはヨニャンと再会する。そして、ヨニャンは無名の首長であることを明かし、自分を殺せと言い放つ。

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ピウォルはドジョンがモエンパから受け取った赤い封筒をヨニに渡すよう命じられる。そのピウォルが無名の組織員に狙われ、ソンドルとチルボクがピウォルの後を追う。一方、プニはバンウォンとドジョンを洞窟に呼び出し、土地を要求するも断られる。そこで、白い封筒と赤い封筒を差し出し、取引を持ち掛ける。

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バングァとバンガンはバンソクが世子に決まったことに不満を抱き、バンウォンの元を訪れる。一方、ダギョンはバンウォンに、ヨニの助言に従って連絡係を辞めようとするプニを側室に迎えるよう勧める。そんな中、バンジを連れて女真族の首長・モエンパと密会するドジョンは、湾商客主が無名の拠点だと気付く。

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バンウの失踪によって全ての王子に世子になる機会が訪れるが、「バンソクが即位せねば早世する」というコルチ大師からの予言を聞いたソンゲは、末息子のバンソクを世子に任命する。一方、王の地位を狙うバンウォンは、無名と手を組む。そんな中、バンウォンは自分と兄たちが開国功臣に選ばれなかったことを知る。

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行方不明になっていた儒生が、新王朝に反対し辞職した役人と共に杜門洞にいることが分かる。バンウォンは説得に向かうが、杜門洞に火を放つよう命じ、中から出てきた儒生たちを捕らえ、監禁する。そして、儒生たちはバンウォンに復讐するため、官職への復帰を決意する。そんな中、ソンゲの長男・バンウが行方をくらます。

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ドジョンはバンウォンを改革から外すと宣言し、モンジュ殺害はバンウォンの独断だったといううわさを流すようヨニとプニに指示を出す。そして、モンジュの首が民衆にさらされ、恭譲王は廃位される。ソンゲは王座に就き、ドジョンは朝廷の重職を兼任する。その後、新たな役人を選ぶために科挙の準備を進める。

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バンウォンはモンジュに最後の説得を試みるが、失敗に終わる。翌朝、都中にモンジュの死が伝わる。モンジュが死んだのはバンウォンの仕業だと知ったソンゲは、バンウォンを呼び自決を迫る。その頃、ドジョンはモンジュを説得できず死なせてしまったことに責任を感じ、今までの資料を破り捨ててしまう。

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モンジュはソンゲの容態を知るために屋敷を訪ねる。モンジュの殺害を決意したバンウォンは、ヨンギュとバンジを連れて屋敷を出る。一方、ムヒュルはプニからバンウォンの計画を聞き、モンジュの護衛がサグァンであることを知らせるためにバンウォンたちの後を追う。そして、バンジとサグァンの戦いが始まる。

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