六龍が飛ぶ

バンジは流刑地のドジョンを訪ね、ソンゲの落馬事故とモンジュの裏切りを報告する。そんな中、ドジョンは都に護送されることになる。そして、モンジュと恭譲王はソンゲを暗殺してドジョンらを処刑しようと計画する。一方、バンウォンは山で出会った儒生に助けられ、ソンゲを開京の屋敷まで連れていく。

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ドジョンはモンジュの策略により弾劾される。恭譲王はドジョンを流罪に処し、セクらの復職を命じる。ソンゲはモンジュに刀を向けてドジョンを呼び戻すよう迫るが、断られる。その後、官職を辞して故郷へ戻ったソンゲは矢をよけようとして落馬する。モンジュはこれを機に、ドジョンたちを追放しようと計画する。

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ヨニャンはプニに無名に属していることを明かし、自分を忘れて生きてくれと告げて去る。一方、仏教改革を早急に進めるドジョンは大臣たちから反感を買い、モンジュはドジョンを官職から降ろすべきだとソンゲに進言する。そんな中、ハン・グヨンがバンウの元を訪れ、ソンゲが王になれば世子になることを約束すると伝える。

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恭譲王の使いでモンジュの家に向かうサグァンは、批国寺の僧侶に囲まれてしまう。一方、土地改革が思うように進まず、村の人々の不満が爆発する。頭を抱えるドジョンは土地台帳を燃やし、その姿を見たバンウォンは改めて敬愛の念を抱き、複雑な気持ちになる。そんな中、プニは山の中で母のヨニャンと再会する。

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バンウォンは分家して私兵の育成を始める。そして、雪の中で遊ぶプニに突然口付けをするが、何かを決意した様子のバンウォンをプニは心配する。その夜、ヨニャンがバンウォンの前に姿を現し、子供たちが生きていると知ると、六山を恨む。一方、六山はペク・グンスを殺した者を捜すためチョク・サグァンの後を追う。

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ドジョンが描いた新国家構想は、王族を無力化させて政治に関与させないというものだった。そんなドジョンは、モンジュに「新たな国の宰相になってほしい」とお願いする。その会話を聞き衝撃を受けたバンウォンに、チョヨンは取引を持ち掛ける。そして、バンウォンはドジョンのところへ向かい、無名をおびき出すと話す。

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バンウォンはリュンから「チチョンテは批国寺か花事団の者だ」という情報を聞き出す。一方、ソンゲはモンジュらと共に定昌君を王に擁立し、桃花殿で仲間や部下をねぎらう酒宴を開く。その帰り道、バンウォンの前に六山が現れる。バンウォンは六山にチチョンテの本当の名を伝え、六山はその情報源を探る。

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ホン師範は、役人たちを刺した剣が、以前自分が奉仕していたところの剣法であることに気付く。一方、モンジュから即位の準備をしてほしいと伝えられた定昌君は、六山の放った毒針に襲われる。薬を飲んで王になるか、ここで死ぬか、どちらかを迫られる定昌君に、ユルランは自分がチョク・サグァンだと明かす。

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バンウォンが情報を得るために逃がした無名の仲間が、謎の剣士に襲われる。バンウォンは先王の贈り物が届く日に無名が何かを企んでいると知り、また、同じ日に母に会いに行こうとしていたバンジは、ソンミが自分をソンゲから離れさせるための計画だったことを知る。そんな中、ソンゲの暗殺に失敗した無名の仲間が自害する。

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バンジとドジョンは、ソンミが逃げ込んだクモル寺でヨニャンを目撃する。バンジは母が生きていたことをプニに伝えるが、プニは「母はさらわれたのではない」と明かす。そして、バンジはヨニと再びクモル寺を訪れ、母を捜す。一方、都堂では、3人の役人が殺されたことで量田を保留すべきだという意見が強まる。

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モンジュはソンゲの元を訪ね、共に理想の国造りをしてほしいと告げるが、バンウォンは自分たちの計画を知ったモンジュの裏切りを警戒する。そんな中、量田を担当する3人の役人が殺される。キル・ソンミはドジョンたちを疑い、後を追う。一方、モンジュは定昌君のところへ向かい、再び王に擁立したいと話を持ち掛ける。

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会合に応じたセクはウ王の帰京を求め、ソンゲはジュンの田制改革案を即時に全面実施したいと要求する。一方、謎の刺客を調べていたバンウォンは、刺客の遺体にバンジとプニの母をさらった組織と同じ紋様があることに気付く。そんな中、ドジョンの洞窟を訪れたモンジュは新朝鮮の地図を見て、計画の全てを知る。

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ソンゲと家別抄は自分たちを襲撃したミンスを捕らえる。そして、ミンスは暗殺計画を自白するが、自害した最後の刺客は自分も知らない者だと話す。バンウォンはその謎の刺客の正体を調べ始める。一方、ドジョンとソンゲは土地制度の改革を円滑に進めるため、チョン・モンジュにイ・セクとの間を取り持ってほしいと頼む。

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ミンスはソンゲと家別抄を宴に招き、手厚くもてなす。しかし、扉の奥には二人の暗殺指令を受けた兵士たちが待機していた。一方、バンジは宴の席でテグンを見つけて怒りに身を震わせるが、騒ぎを起こすなというウンの言葉を思い出して必死に耐える。その頃、リュンと食事に出掛けたドジョンはミンスの狙いに気付く。

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土地制度の改革を進めるドジョンは、千結を超える土地を奪った者から調査する計画を都堂で提案する。その頃、命懸けで資料を取り戻したプニは、土地をもらってバンジと故郷に帰るという夢に一歩近づいたと喜ぶ。そんな中、偶然テグンを目撃したヨニは、幼い日のおぞましい記憶が頭を巡り、倒れてしまう。

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ドジョンは土地制度の改革に着手するため、ソンゲの元へチョ・ジュンを送る。ジュンの資料を狙う者がいることを知ったドジョンは、バンウォンとバンジ、ムヒュルに秘密の隠し場所から資料を持ってくるよう命じるが、資料は盗まれた後だった。バンウォンは資料を探すが、花事団の手下に捕らえられ、リュンと再会する。

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村の人々の間で広まる不思議な歌について調べるバンウォンの前に、インギョムの家門が使う銀貨を持つハ・リュンという男が現れる。一方、ドジョンはインギョムを捕えるため、ウンを京山府へ送る。そんな中、リュンは、ソンゲを裏切って昌王を即位させたミンスが、今度はインギョムの復権を計画していることを知る。

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家族と再会したソンゲは勝利を誓い、王宮に攻め込む準備を整える。一方、ウ王はチェ将軍に反乱軍と戦うよう命令を下す。プニとバンウォンは人脈を駆使して敵兵の数を減らし、ソンゲの軍は王宮を制圧する。そして、チェ将軍を追放したソンゲとチョ・ミンスは、人徳のある定昌君を新たな王にしようと話し合う。

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ソンゲはチェ将軍に回軍を提案し、王の報復を恐れるチェ将軍は「開京へ戻った後に王を代える」という条件で撤退に応じる。そして、回軍の知らせを聞いたウ王は、ソンゲの裏切りに備えて軟禁していたダギョンやプニの処刑を決定する。一方、バンウォンはチョヨンから、桃花殿にある秘密の通路の場所を教えてもらう。

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ドジョンは思い悩んだ末、政変を起こそうと決意する。そして、無謀な戦を止めるには、チェ将軍を失脚させてソンゲが新たな国の王に即位するしかないと考え、遼東出兵が間近に迫ったある夜、ドジョンはソンゲに決断を迫る。そんな中、遼東出兵に向かった鴨緑江では、長雨による増水で多くの兵が命を失う。

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