BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONSのあらすじ一覧
シカダイを隊長に、ボルト、イワベエ、ワサビが臨時でチームを組むことになった。4人に伝えられた任務は、「決まったわずかな時間しか咲かない珍しい“花”を摘んで、持ち帰ること」。すぐに終わる簡単な任務のはずだったが、メンバーたちがたわいもないことで言い争いを始めたりして、なかなか思ったように進まない。希少な植物を狙うふとどき者が現れる恐れもある中、シカダイは、この面倒くさそうな(?)メンバーをうまくまとめ、隊長としての任務を成し遂げることができるのか?
木ノ葉隠れの里の里長、火影として、相変わらず忙しい日々を送るナルトが、相談役のシカマルとともに今頭を悩ませているのは、大筒木一族の襲撃による混乱でうやむやになっていた中忍試験の結果の検討。だが一人一人が真剣に試験に取り組み、精一杯がんばっていたことを思うと、誰を中忍に上げるか否か、納得の行く結論にはたどり着けないでいた。そんなナルトたちの前に、襲撃事件の最中にどこかへ姿を消したウラシキの行方など、大筒木一族の痕跡を探るサスケが現れ…?
護衛対象のカカシとガイに断りもなく、任務の途中でタツミと宿を出たミライは、たどり着いた温泉で、「亡くなった人に会いたい!」と願う少女たちと出会う。彼女たちとともに、“死者を蘇らせる術”を会得したという龍奇(リュウキ)と対面したミライは、立ち込める湯煙の中、一度も会ったことのない父アスマの姿を見た気がするが、どことなく違和感を覚える。実は龍奇はアスマと因縁のある“ジャシン教”を信じており、そのためにアスマの血を引くミライの命を狙っていた。ミライは迫りくる魔の手を逃れ、無事、護衛任務に復帰することができるのか!?
タツミが突然、「“死者に会える温泉”がある」と言い出した。実はタツミの旅の目的は、母の供養ではなく、その温泉に行き、亡くなった母にもう一度会うこと。たった一人でも目的地を目指そうとするタツミを見て、気持ちを突き動かされたミライは、任務の途中であるにもかかわらず、タツミとともに死者に会えるという温泉に行くことにする。最初は半信半疑だったが、道中、ミライの中で、もしもそんな場所があるのなら、生まれる前に亡くなってしまった父・アスマに会ってみたいという思いが、どんどん強くなってゆき…。
護衛任務が始まって数日、ミライは、宿まで荷物を届けてくれたガイの元教え子・テンテンとともに、温泉で疲れを癒していた。ところがそれもつかの間、ガイが「幽霊が出た!」と大騒ぎ。あきれるミライだが、カカシによると、客室にあったまんじゅうが、いつの間にかなくなるなど、おかしな出来事も起こっているらしい。恐怖におののくガイを面白がるカカシやテンテンを横目に、ある理由から“幽霊”の存在を信じないミライは、その正体を暴こうと捜査を始める。
ミライたちが“火の国”と“湯の国(ゆのくに)”の国境付近にある温泉街にやって来た。だが、任務中のミライは、温泉でゆっくりすることもできない。そんな折、この温泉街でちょうど“犬猫祭り(いぬねこまつり)”もしくは“猫犬祭り(ねこいぬまつり)”と呼ばれる祭りが行われることとなり、各地から犬好きと猫好きが集結。その中には、忍犬使い(にんけんつかい)の犬塚(いぬづか)キバと、キバの恋人で猫使い(ねこつかい)のタマキもいたが、二人はつまらないことでケンカとなり、それがいつの間にか温泉街全体を巻き込む争いに発展!? この状況に、今日こそ温泉でゆっくり…もとい! 争いをおさめようと、ミライが奔走することに!
木ノ葉丸の従妹、猿飛(さるとび)ミライが、先代である六代目火影カカシと、その友人でライバルのガイを護衛して、温泉地を巡ることになった。母の紅(くれない)や、亡くなった父アスマと同じく“忍者”になったものの、平和な世の中では、あまり活躍の場もないと考えていたミライだが、この任務が七代目火影ナルトから、直々に指示されたものであり、護衛対象が里の“英雄”であることから、表向きは慰安旅行と見せ掛けた重要な任務であると推測。この任務で“忍者”として功績を挙げようと張り切る。
ボルトたち第七班が、正体不明の宝石泥棒を捕まえる手伝いをすることになった。ところが追跡中、すんでのところで犯人を見失ってしまい、代わりに(?)目の前に現れたのは1匹の猫!? まだ小さく、おびえた様子だったこともあり、ボルトたちは話し合い、しばらくの間ミツキがその猫を飼うことになる。初めはどうすればよいかわからなかったミツキだが、猫に名前を付けていろいろと世話をするようになる。
呪印の力を活性化する薬の影響に苦しむ重吾を、何とかして助けたいボルトと水月だが、鎮静剤を盛られたせいで、思うように動くことができない。そんな中、渡り鳥の旅立ちの時が訪れ、呪印の力を宿した鳥たちが、各地に向けて飛び立とうとしていた。このままでは、広範囲に呪印の被害が広がってしまう! 焦るボルトたちだが、その数はあまりにも多い。そしてついに、重吾が完全なバケモノと化し――。果たしてボルトたちは、重吾の暴走を止め、鳥たちと人々を呪印の脅威から守ることができるのか!?
呪印の力を利用する計画を、手分けして阻止することにしたボルトたち。ところが、重吾の元に向かったボルトと水月がワナにはまりピンチに! 一方、陽動作戦に出たサラダと香燐が敵と交戦。呪印の力を自在に操る相手に苦戦する。さらには、ボルトたちとわかれ、ワサビとなみだを救出したスミレの前にも、先日戦った敵が! スミレは今度こそ二人を守るため鵺とともに戦うが、成長した鵺は、その力を制御することが難しくなっていて…。
ボルトたち同様、呪印によって凶暴化した鳥たちのことを調べていた“川の国(かわのくに)”の調査団に重吾が捕らえられてしまった。ボルトたちは、これ以上呪印による被害を増やさないためにも、重吾の力が必要だと訴えるが取り合ってもらえない。一方、鵺のおかげで敵から逃れたスミレは、戦いの途中で離れ離れになったワサビとなみだを探していたが、その前に重吾の仲間の水月(スイゲツ)と香燐(カリン)が現れる。
原因不明のまま、呪印の力に支配された鳥が次々と発見される中、ボルトたち第七班は鳥類学者のトサカや、呪印の力を吸収することができる重吾と共に奔走していた。重吾が再び呪印に支配されないよう、鎮静剤を使いながら鳥たちの救助を続けるボルトたち。ところがそんな中、鎮静剤が全て紛失する事件が起きる。一方、木ノ葉丸の指示で里への報告に向かったスミレたち第十五班は、途中で謎の敵に襲われ、スミレは“鵺(ぬえ)”を口寄せして戦うが…?
村人たちの証言を頼りにたどり着いた場所で、ボルトとサラダは、以前サラダが大蛇丸(おろちまる)の研究所で出会った重吾(ジュウゴ)の姿を見つける。だが重吾は“呪印”の影響を受け、凶暴なバケモノへと変貌。呪印は大蛇丸の研究材料の一つで、生物の攻撃本能を刺激し力を増幅するとされ、重吾は生まれつきその呪印の力を持つ者だった。われを忘れ襲い掛かる重吾に苦戦するボルトたち。そこに駆け付けた木ノ葉丸やミツキの助けで何とか重吾にダメージを与えたボルトたちは、彼を追ってたどり着いた場所で思い掛けない光景を目にする。
「“火の国(ひ の くに)”の外れにある村で、村人が凶暴化した鳥に襲われる事件が起き、ボルトたち第七班とスミレたち第十五班が、「鳥獣被害の調査と解決」という任務に共同で就くことになった。だが鳥類の専門家でもないボルトたちには、鳥たちの身に何が起きているのか分かるわけもない。そんなボルトたちの協力者として鳥類学者のトサカが招かれ、早速トサカと共に村に向かう。ところが、その途中でボルトたちは異様な姿のバケモノと遭遇することになる。
シカダイに一族の長老から、奈良一族の名を上げるために、忍者をやめて政治家になれとの話があった。戸惑うシカダイだが、一族の中心的な立場にある父のシカマルが、常々この長老から口うるさいことを言われている姿を見ていたシカダイは、父の立場も考え、この話を受け入れることにする。ボルトたちは、シカダイの突然の決断に驚くが、大企業の後継者であるデンキだけはシカダイの話から自分と通じるものを感じる。そしてシカダイは、しばらくの間、忍者の仕事を休み、政治家になるための勉強をする決意を固める。
第十五班のなみだは、その大音量の“泣き声”で相手の聴覚を麻痺させたり、場合によっては失神させたりできる特別な術が使える。だが、術をうまく制御できず、とっさのときに周りを巻き込んでしまい、このままでは任務に支障を来すと悩んだなみだは、不意に術を発動させないためにも“泣く”ことをやめると決意。担当上忍のハナビは、なみだの感情が豊かなことがチャクラコントロールを妨げていると考え、なみだのためにチャクラコントロールの猛特訓を開始する。
“親子の日”のイベントでにぎわう里を一人散策するボルト。その途中でボルトは、久しぶりに里に帰ってきた師匠のサスケと出会う。ボルトはサスケに新しい祝日“親子の日”の話をし、それを聞いたサスケは、自分が子供の頃に父のフガクや大好きだった兄のイタチと過ごしたときのことを思い出し、サラダと一緒に過ごすことにする。だがサラダの方は、父が娘を喜ばせようと頑張るほど困惑することに。そんな中、サスケの前に現れ助太刀を申し出たのは、かつての師、カカシだったが…?
ボルトが“親子の日”の特別企画として、里の人気食べ物店が共同で開催する、親子参加の“大食い大会”の会場にやって来た。大会には、チョウチョウとその父・チョウジのような大食い自慢の親子だけでなく、大食いとは縁がなさそうな親子までが幅広く参加。だがこの催しには、参加者たちには知る由もない主催者側のとんでもない策略が隠されていて…!? 決戦の時が近づき、ひときわ気合が入るチョウチョウとチョウジの親子。実はこの大会の前に、父のチョウジが母のカルイから愛想を尽かされそうな出来事があり、チョウチョウの助言で、チョウジは“男らしい食いっぷり”でカルイの気を引こうと考えていたのだった。
木ノ葉隠れの里に“親子の日”という祝日が設けられた。いつも忙しい親たちが、子供と一緒に過ごせるようにと設けられた休日で、ボルトも妹のヒマワリも期待に胸をふくらませる。当日、何とか仕事を終わらせた父のナルトが家に帰ってきて、ボルトは喜ぶ。だが、ずっと楽しみにしていたヒマワリのために、父と過ごす休日を妹に譲ろうと決意。ナルトは、「修業に行く」と言って一人で出掛けたボルトに戸惑うが、今日はせっかくの親子の日ということで、ヒマワリを喜ばせるため奮闘することに。


























