活撃 刀剣乱舞のあらすじ一覧
【最終回】元の主・土方歳三が命を落とすことになる箱館戦争の地を訪れた和泉守兼定は、新撰組の袖章を着けた堀川国広と出会う。それぞれの思いをぶつけ覚悟を決めた和泉守は、時間遡行軍の介入を阻止すべく陸奥守らと一本木関門を目指す。歴史改変をもくろみ出現する1000体の時間遡行軍に、集った第1部隊と第2部隊の刀剣男士たちは、自らに課せられた使命を抱きながら立ち向かうのだった。
正体不明の辻斬りを討伐した第1部隊は本丸へ帰還せず、時間遡行軍による襲撃に巻き込まれた人々のために出来ることをしようと京に残る。それは、任務の中で守れなかった歴史や犠牲になった人々の助けになりたいという、山姥切たちがたどり着いた思いだった。そのころ、歴史を守ることの意味を考え続けていた和泉守は、主からの命では無く自らの意志で、第2部隊の刀剣男士へ再び共に戦ってほしいと声を掛けていく。そして審神者から伝えられる新たな任務に、第2部隊は思いを新たに出陣する。
第2部隊が本丸へと帰還する一方、永禄八年の京都へと出陣した第1部隊。山姥切国広を隊長として編成された彼らに与えられたのは、かつてない規模で観測された時間の壁を破るノイズを調査し、時間遡行軍による歴史改変を阻止せよ、との指令だった。時間遡行軍の狙いを探るために京の都へと向かった山姥切たちは、戦を終えているはずの町に、鬼の面を着けた辻斬りが出没しているといううわさを耳にする。辻斬りが歴史改変の鍵だと考えた第1部隊は、その正体を突き止めるべく動き出す。
本丸へ帰還した第2部隊。 会談を守り通すことには成功したものの、和泉守と蜻蛉切は時間遡行軍との戦いで深手を負っていた。特に大太刀との一騎打ちで瀕死(ひんし)の重傷を負った蜻蛉切は、審神者の手入れ後もなお昏睡(こんすい)状態が続いていた。和泉守は時間遡行軍の企てを阻む過程で、仲間やその時代の人々や町に大きな被害が出てしまったことに、自らの指揮が正しかったのかと苦悶する。
慶応4年3月。和泉守ら第2部隊は江戸を訪れる。彼らに下された新たな任務は、「勝海舟と西郷隆盛の会談を歴史通りに終わらせること」。審神者は、幕末史上大きな転換点となったこの会談を阻もうと、時間遡行軍が出現するだろうと予測する。かつての主が生きた時代に思いをはせる和泉守と堀川。会談最終日に行動を起こす時間遡行軍。周囲を警戒する第2部隊の前に現れたのは大太刀だった。一方、歴史上に存在していないはずの浪士を追って軍艦へ忍び込んだ薬研は、会談が行われている屋敷への砲撃を阻むものの、多くの時間遡行軍に囲まれ窮地に陥ってしまう。そこに現れたのは、第2部隊の最後の刀剣男士だった。
停泊していた蒸気船の爆発で、騒然とする港。陸奥守は船内から生存者を助けながらも、救えなかった人々への悔しさを部隊長である和泉守にぶつける。感情的になる陸奥守を、冷静に諭そうとする和泉守。急造の編成で、それぞれ孤立する第2部隊の刀剣男士たち。この時代で外国人を排斥しようとする浪士たちを時間遡行軍が利用すると考えた和泉守たちは、二手に分かれて浪士たちの動向を探ることに。しかし浪士たちの思いを聞いてしまった陸奥守は、彼らを憂い案じるのだった。
審神者により宿された付喪神――刀剣男士。和泉守兼定は、歴史を改変すべく現れる時間遡行軍からとある積荷を奪取するため、初陣の堀川国広とともに幕末の世に出陣する。辛くも任務を成し遂げた二振りに下されたのは、新たな指令。「文久3年のとある城下町に、新たな時間遡行軍現る」と。わずかな情報を頼りに、現れる遡行軍を迎え撃つ和泉守と堀川。しかし数で勝る遡行軍には二振りだけでは太刀打ちできず、窮地に陥ってしまう。そんな二振りの前に現れたのは、彼らの主“審神者”だった。