3月のライオン 第2シリーズのあらすじ
高校受験を控え必死で勉強に取り組むひなたは、憧れの同級生・高橋が遠方に進学することを知りショックを受ける。いつまでも身近にいると思っていた人々が離れていく…。落ち込んだひなたは入試直前にして熱を出してしまう。そんな中迎えた試験の日。ひなたは、迎えに来た零とともに受験会場に向かった。
夏休みの間、ひなたは次々と新しい菓子のアイデアを思いつく一方、学校の勉強や高校受験に対しては前向きになれないでいた。そこで、零はひなた、モモ、あかりを自分の通う駒橋高校で行われる“流しそうめん”に誘う。ひなたは、野口ら“将科部”のメンバーや林田と触れ合ううち、駒橋高校への進学を考え始める。
夏祭りに出店した三日月堂は、ひなたら考案の“冷やし白玉シロップ”を販売する。そこには、いじめが原因で転校したひなたの友達・ちほが作った梅シロップを使ったものもあった。ちほに会いに行き、彼女が今も心の傷を抱えていると感じたひなたは、梅シロップをおいしそうに食べる人々の写真をちほに送ろうと考える。