NHKスペシャルの放送内容一覧
新天皇の即位を記念して公開される天皇家が守り続けてきた「正倉院宝物」を超高精細8Ｋカメラで撮影し、宝物に残された製作工程の痕跡から歴史を解き明かす。聖武天皇は、日本で宝物を作る一大国家プロジェクトを推し進めてきたといわれている。調査の中で宝物の国産化は、聖武天皇にとって乾坤一擲の秘策だったことが分かってくる。語りは吉岡里帆。
破竹の勢いで悲願の8強入りを果たしたラグビー日本代表。カメラはチームの葛藤と進化の一部始終を記録し続けてきた。アイルランド戦やスコットランド戦の勝負のポイントを、コーチや通訳の証言、独占映像から快進撃の舞台裏をひもとく。そこには主将リーチ・マイケル選手が示した反骨や、司令塔田村優選手の覚醒などがあった。語りは豊原謙二郎アナウンサー。
“企業の孤独死”について特集。経営者が誰にも相談できず、孤立したまま廃業に追い込まれる企業が増加。取引先企業や金融機関に損害を与え、地域経済の生態系を崩しかねない「リスクある廃業」が広がっている。そうした事態を防ぐため動き始めた、通称「企業のおくりびと」が、「いい廃業」へ導く過程を紹介する。
ラグビーを特集するシリーズ第2回。今回は日本代表選手に密着する。戦術をこれまでのものから一変させた日本代表。一気にチャンスをつかむ可能性がある一方、失敗すれば相手にボールを奪われ大きなリスクを負いかねないという。ワールドカップ自国開催で国民の期待を背負いながら、猛特訓に励む選手たちに迫る。
“フィールドの格闘技”ともいわれるラグビーを特集するシリーズ。第1回は、世界の強豪の“究極のプレー”を最新科学で徹底解析する。番組は、撮影した映像の視点を自在に変えることができる「自由視点映像」を導入。ニュージーランド対オーストラリアの一戦を撮影し、“究極”の世界を分析する。
パラリンピック陸上で、視覚障害のある選手をガイドする伴走者を特集する。選手と伴走者をつなぐのは、「絆」と呼ばれる30cmのロープ。番組では100mを10秒台で走るアメリカペアと42.195kmを3時間で走るマラソン日本ペアの、2組の世界記録保持者に密着し、最新科学とドキュメンタリーで「絆」に迫っていく。
ガダルカナルの戦いを特集する。番組は、これまで謎に包まれていた死闘の経緯を明かす戦闘記録を発見。記録からは、日米両軍の“知られざる一進一退の攻防”が浮上。当初アメリカ軍が劣勢だったにもかかわらず、なぜ日本軍が敗北したのか。戦場を3Dデジタル空間として復元し、戦いの真相に迫る。
