NHKスペシャルの放送内容一覧
京都の老舗の集まり「京名物 百味會」を特集する。“1名物1店”の原則で結成し、一切の追加入を認めていない百味會が、初めてテレビの取材を受けた。伝統を守りながら、今の時代にも通用する老舗として、のれんをつないでいけるのか模索する姿に密着し、“よそさん”には見せてこなかった京都人の姿に迫る。
平成に衰退した暴力団に代わり、勢力を拡大させた犯罪集団「半グレ」の最前線を紹介する。「半グレ」とは、闇ビジネスを展開するために離合集散を繰り返す暴走族出身者などを指し、暴力団対策法や暴力団排除条例による規制がきかない。番組では東京と大阪を舞台に社会を脅かす、知られざる犯罪者集団に迫る。
最新科学に恐竜時代の新しい風景を描き出すシリーズ。今回は“海”について特集する。最新研究では、恐竜時代の海には“巨大竜”がいたことが分かってきた。しかし、この巨大竜たちはもともとは陸上に住んでいた小さなトカゲの仲間だったという。そんな、海の中で繰り広げられていた壮大なドラマを、太平洋や日本の沿岸部を舞台に、実写合成による超精密CGで再現する。
146万人を突破した外国人労働者の中で、急増しているベトナム人たちの姿を追う。東京・港区にある浄土宗の寺、日新窟にいるベトナム人の尼僧タム・チーのもとには、さまざまな相談や依頼が寄せられる。日新窟で起こる一部始終を追い、外国人労働者のリアルな現実を描くとともに、日本社会のゆがみを浮き彫りにする。
“災害新時代”が到来した今を乗り越え、命をつなぐための手掛かりを探る。多くの人の命が奪われた「西日本豪雨」では、「バックウォーター(背水)の連鎖」と「決壊の連鎖」という二つが重なり、大きな被害となったことが分かってきた。人々の生死を分けたものは何だったのか、AI解析手法も用いて導き出す。
100年前に画家・モネが描いた幅4m、高さ2mの巨大な「睡蓮」の復元プロジェクトに密着する。「睡蓮」は今、経年劣化とカビでボロボロとなり、上半分が完全に欠落している。この“失われた名画”の復元作業が日本の国立西洋美術館の主導でスタート。復元の過程で浮き彫りになったモネの「芸術の神髄」に迫る。
1989年に中国で起きた天安門事件の真相に迫る。発生から30年経った今でも、中国では事件に触れることはタブー視されており、民主化を求める市民を、なぜ、どのように武力で鎮圧したのかは分からないまま。今回、中国や世界各地の当事者を訪ね、新たな史料を探し出し、中国の運命を決めた50日間を再検証。天安門事件を巡る謎に迫る。
安楽死が容認され、海外からも希望者を受け入れているスイスでの日本人の安楽死の記録を放送。神経難病と診断され、スイスの自殺幇助団体に登録したAさんの最期から、延命治療の技術が進歩し、納得のいく最期をどう迎えるかが本人と家族に突きつけられる今、海外での日本人の安楽死は何を問いかけるのかを考える。
教室では口にすることのできない子どもたちの本音、“声なき声”に耳を傾ける。第1回は、認知件数が41万件と過去最多となった「いじめ」について考える。学校や教育委員会に相談しても解決せず、行き場を失った子どもや親たちから、これまで実に6000件以上の相談が集まっているという“いじめ探偵”に密着。




























