陸王のあらすじ一覧
フェリックスの御園社長(松岡修造)は、「こはぜ屋」の買収をもくろんでいたが、宮沢(役所広司)から業務提携を提案されたため、たもとを分かつ。大地(山崎賢人)らは、一からシルクレイの売り込み先を探す。そんな中、茂木(竹内涼真)は、再びアトランティスのサポート選手となり、RIIを履き豊橋国際マラソンに出場する。
シルクレイ製造機が故障した上、生産再開に必要な1億円の目途も立たず、宮沢(役所広司)は窮地に。そんな中、宮沢は「フェリックス」の御園社長(松岡修造)からの買収案に悩み、大地(山崎賢人)が心配する。また、「陸王」を履くことができない茂木(竹内涼真)は、「アトランティスのRII」を履くことを決意する。
宮沢(役所広司)は、投資会社に転職した坂本(風間俊介)から「こはぜ屋」を売ることを提案され、激怒する。そんな中、江幡(天野義久)から「陸王」のPRのためにみんなで駅伝に出ないかと提案される。一方、茂木(竹内涼真)は前回棄権した豊橋国際マラソンに再挑戦したいと城戸(音尾琢真)に直談判する。
こはぜ屋がタチバナラッセルとの取引が白紙となり、「陸王」は製造停止の危機に。大地(山崎賢人)は代わりになりそうな織物会社を調べ、宮沢(役所広司)を関心させる。一方、大会後の取材で茂木(竹内涼真)は、「陸王」を堂々と宣伝。宮沢は「陸王」を受注生産に切り替え、広告を出すことを検討する。
茂木(竹内涼真)が「陸王」を選ばなくとも応援すると決めた宮沢(役所広司)は、ニューイヤー駅伝の会場で「陸王」を履いた茂木を見て感動する。小原(ピエール瀧)は、アトランティス社の靴を履かなかった茂木に怒りを募らせる。そんな中、茂木はライバルを抜き、毛塚(佐野岳)と接戦を繰り広げる。
「陸王」の開発費がかさみ、資金繰りを再考する宮沢(役所広司)は、富島(志賀廣太郎)と意見がぶつかる。そんな中、宮沢は地下足袋のソールをシルクレイにした新製品の開発を思い付く。その後、「陸王」と同時に作り出された足袋「足軽大将」が異例の売れ行きを記録。宮沢はそれを基に融資を頼みに行く。
「陸王」のソールに最適なシルクレイを完成させた宮沢(役所広司)は、改めて「陸王」を世界一のシューズにすると誓う。一方、茂木(竹内涼真)は、会社から「レースに復帰できないなら陸上部を辞めろ」と通達される。そんな中、宮沢は城戸(音尾琢磨)に、茂木の足型を取らせてほしいと頼むが追い返される。
飯山(寺尾聰)がシルクレイの使用を認め、「陸王」の開発チームに参加。宮沢(役所広司)は飯山への信頼を厚くする。そんな中、開発室をのぞいた大地(山崎賢人)が巨大なシルクレイ製造機に言葉を失っていると、飯山が手伝うよう指示。一方、茂木(竹内涼真)は「陸王」の初期モデルの履き心地に驚く。
資金が底を突き始めるも、宮沢(役所広司)は「陸王」と名付けられたシューズの開発を続けると宣言。宮沢は“シルクレイ”という素材に目を付け、特許を持っている飯山(寺尾聰)を捜すことに。一方、故障に苦しむ茂木(竹内涼真)は新しい走法を試すが、しっくりいかず焦る。部員らはそんな茂木を心配する。
池井戸潤の同名小説をドラマ化。創業100年以上の足袋業者・こはぜ屋が、会社の存続を懸けてランニングシューズ開発に挑む物語。こはぜ屋の4代目社長・宮沢(役所広司)は、先細る足袋の需要から資金繰りに悩んでいた。そんな中、銀行担当の坂本(風間俊介)とのやりとりから、新規事業を思い付く。