ブラッククローバーのあらすじ一覧
“黒の暴牛”団のアジトでの戦いのさなか、突如変形したアジトから現れた人物に驚くゴーシュたち。彼こそ“黒の暴牛”団の仲間たちが度々うわさしていた“幽霊”の正体で、この屋敷の本当の主、ヘンリー・レゴラントだった。自分自身の特異な体質に悩まされながらも、魔法でアジトの屋敷を自在に変形、移動させることができるヘンリーが、かつてヤミ団長から渡された“黒の暴牛”団のローブをまとい、見守り続けてきた大切な“仲間”とともに襲撃者たちとの戦いに挑む!
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)が、敵地、浮遊魔宮への突入を開始した頃、“黒の暴牛”団のアジトが白夜の魔眼のラデス、ヴァルトス、サリーの襲撃を受ける。だが、ヤミ団長をはじめ、ほとんどの団員が出掛けており、アジトに残っていたゴーシュ、ゴードン、グレイの3人で戦うことに。ゴーシュは自分の“鏡魔法”とサリーが使う“ゲル魔法”との相性の悪さが気になるが、大切なアジト守る決意をしたゴードン、グレイと協力し、“裏魔導具”を駆使するサリーや、パワーアップした“屍霊魔法(しりょうまほう)”を使うラデスを迎え撃つ!
それぞれの思いを胸に、ついに王撰騎士団が、白夜の魔眼のアジトである、“グラビト岩石帯”の“浮遊魔宮(ふゆうダンジョン)”にたどり着いた。メンバーは王撰騎士団団長メレオレオナの指示により、5組に分かれ、それぞれ魔宮への突入を開始。アスタはメレオレオナ団長と、選抜試験で「ザクス」と名乗っていた“黒の暴牛”団の先輩団員ゾラ・イデアーレとともに奥へと進んで行く。一方、これまで白夜の魔眼によって、たびたび苦い思いをしてきた“銀翼の大鷲”団のノゼル団長も、雪辱を誓い先へと進む。
アスタ、ノエル、ラックの3人が、突然“黒の暴牛”団のアジトを訪れたメレオレオナ団長に連行されてしまった!? 実は、3人は王撰騎士団選抜試験の合格者だった。ほかの合格者たちとともに招集されたアスタたちだが、そこには、決勝戦で激闘を繰り広げたユノと“水色の幻鹿”団の団長リルもいた。さらに、“黒の暴牛”団のもう一人の合格者も遅れて現れるが、それは…? “銀翼の大鷲”団の団長ノゼルらも急きょメンバーに加わり、王撰騎士団団長となったメレオレオナの下、選ばれし精鋭たちが“白夜の魔眼”殲滅(せんめつ)に乗り出す!
まだ魔法騎士団の一団員だった若き日のヤミが、同時期に入団したヴァンジャンスとともに、盗賊に襲撃された村を救ってから数年後、二人は魔法帝になったユリウスからある任務を言い渡される。それは、盗賊たちと結託して人々の生活を脅かしている魔法騎士団員を突き止めるというものだった。計画を立て、手分けして任務を行う二人。そんな中、ついにヤミが、ターゲットの盗賊団と遭遇する!
ヤミ団長の一言で、なぜか“黒の暴牛”団の仲間たちが、そろって大浴場で汗を流すことになった。王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験でユノと戦うことができなかったばかりか、圧倒的な力を見せつけられ、放心状態のアスタは気乗りしないが、ヤミ団長はおかまいなしで…。そんな中、昔のことを思い出したというヤミ団長が、団員たちに、当時まだ魔法騎士団の一団員だったヤミが、武者修行先で関わった事件について話し始める。
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験はついに、ユノ、ノエル、エンのチームVSリル擁する“Iチーム”による決勝戦へと突入。ノエルとエンに、魔晶石を守る役目を託したユノが、“水色の幻鹿”団の団長リルを相手に、新たに手にした力を解放し、本気で立ち向かう! 並外れたセンスと、魔力を持つ二人の魔法がぶつかり合う、すさまじい戦いを誰もが息をのんで見つめる中、アスタはただ一人、悔しさをかみ締めていた…。
ザクス渾身の“カウンター魔法”も、ランギルスにダメージを与えることができず窮地に立たされたアスタたち。そんなアスタたちを見て、勝ち誇るランギルスに、負けられないアスタは、“ブラックアスタ”の力を解放し立ち向かう! 果たしてアスタたちは、すさまじい魔力を持つランギルスに勝利することができるのか!? そして、白熱の選抜試験は、ラック、クラウス、プーリと“水色の幻鹿”団の団長リル・ボワモルティエを擁する“Iチーム”との対戦、さらにユノ、ノエル、エンの二回戦へと続いてゆく――。
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験では、“黒の暴牛”団のメンバーの思い掛けない活躍もあり、息をつく暇もないほどの熱戦が続いている。その頃、“黒の暴牛”団のチャーミーは、憧れの“救食の王子”ユノや、みんなにおいしいものを食べてもらおうと食材を探していたが、食いしん坊のチャーミーは、その最中うっかり毒キノコをかじってしまい、おかしな“夢”を見る羽目に。夢の世界では、ちっちゃなアスタや仲間たちが暮らしていて――!? 大好評の“プチット・クローバー”をたっぷり詰め合わせた特別編!!
魔法帝の判断で試合の順番が変更となり、急きょアスタたちのチームとランギルスたちのチームによる試合が始まった。激しい憎悪のためか、凶々(まがまが)しい魔力を放ち、いつも以上に好戦的な態度を見せるランギルスと、懸命に戦った兄フィンラルをバカにするランギルスへの怒りに燃えるアスタ。アスタに頼まれ援護に回ったザクスは、激闘を続けるアスタを見ながらある人物のことを思い出していた。一方、魔法帝ユリウスは、以前から気になっていたことを確かめるため、両チームの戦いを静かに見守ることにする。
一回戦を勝ち抜いたフィンラルが、いよいよランギルスと試合で戦う時がやって来た。相手チームの魔晶石(クリスタル)の破壊を、同じチームのレオポルドとハモンに任せたフィンラルは、単身ランギルスに立ち向かうが、幼い頃から魔道士としての才能に恵まれた弟に勝つのは簡単なことではない。それでも闘志を失わず、正々堂々と弟に勝負を挑むフィンラルだが、ランギルスはそんな兄の態度に、いら立ちと激しい憎悪を募らせてゆき…!?
ザクスと協力し、キルシュの動きを封じたアスタだったが、その目の前にマグナが現れる。もともと独創的で、器用に魔法をコントロールできるマグナは、数々の任務と特訓を経て、新たな魔法を会得。マグナの新魔法によって、アスタたちのチームの魔晶石(クリスタル)はダメージを受けてしまう。一方ミモザは、ソルが創り出したゴーレムの中に、相手チームの魔晶石があることを魔法で確かめると、自分自身が考えた作戦を仕掛けることに。
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験一回戦が終わり、試合は二回戦に突入。アスタ、ミモザ、ザクスのチームVSマグナ、キルシュ、ソルのチームの戦いが始まった。相変わらずのナルシストぶりで、周りを振り回してはいるものの、膨大な魔力を持ち、意外にも戦略家であるキルシュを相手に苦戦すると考えたアスタは、“紅蓮の獅子王”団との合宿後に特訓を積み、自分自身の意志でコントロールできるようになった“ブラックアスタ”の力を解放。キルシュの魔法を打ち破るが…?
“金色の夜明け”団のクラウスと“碧の野薔薇”団のプーリ・エンジェルとチームを組むラックの試合が始まった。心配性のクラウスは、バトルマニアのラックの暴走や、楽観的でハイテンションなプーリに不安を抱くが、3人は互いに協力し合って、好勝負を繰り広げてゆく。そして、ユノ、ノエル、“翠緑の蟷螂”団のエン・リンガードは、ユノを敵視する“金色の夜明け”団のアレクドラ・サンドラー、妹・ノエルをさげすむ兄で、“銀翼の大鷲”団のソリドたちと戦う、一回戦最終試合に挑む!
“下級魔法騎士”という等級をはるかに超えた実力を見せつける“黒の暴牛”団のメンバーをはじめ、それぞれが持てる力を存分に発揮して戦う、王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験一回戦の第5試合が始まろうとしていた。ところが、この試合で戦うはずの“Iチーム”の一人「X(エックス)」と名乗る人物の姿がどこにもない。この状況に、味方チームの他のメンバーも困惑する中、ついに謎の魔道士Xがその姿を現す! その正体は何と!?
アスタに続き、“黒の暴牛”団の仲間たちが二回戦進出を目指して戦う一回戦。マグナはミモザの兄で、“珊瑚の孔雀”団の副団長キルシュと“碧の野薔薇”団のソルとチームを組むことになるが、キルシュのあまりのナルシストぶりに、ソルとともにうんざりしていたが…? 一方、血気盛んな“紅蓮の獅子王”団のレオポルドと、優雅で美しい“硝子(ガラス)魔法”を使う“金色の夜明け”団のハモン・カーセウスとともにチームを組むフィンラルは、一回戦を勝って次の試合で弟のランギルスと戦うため、静かに闘志を燃やしていた――。
王撰騎士団(ロイヤルナイツ)選抜試験一回戦第1試合――アスタたちのチームの戦いが始まった。チーム戦で行う「魔晶石(クリスタル)破壊バトルトーナメント」ということで、ミモザとザクス・リューグナーと名乗る謎の魔道士とチームを組むことになったアスタ。だが、ザクスが試験開始前に魔法帝に対して取った失礼すぎる態度に怒った相手チームからの不意打ちで、アスタたちのチームの魔晶石は大きなダメージを受ける。焦るアスタとミモザ。ところが、やる気のないザクスはその場で休息を取り始めてしまう。2人で戦わなくてはならなくなったアスタとミモザは!?
“白夜の魔眼”壊滅のため、新たに結成される“王撰騎士団(ロイヤルナイツ)”のメンバーを決める選抜試験が始まった。さらなる実績を積むことを目指し、試験を受けることを決めたアスタとユノだが、“黒の暴牛”団からはノエル、マグナ、ラック、フィンラルもエントリーし、“金色の夜明け”団のクラウスやミモザも特訓の成果を見せるべく試験に臨む。ほかにも偉大な兄を超えるという目標を持つ“紅蓮の獅子王”団のレオポルドなど、多くの魔法騎士団員が集まった。クローバー王国国王も見守る中、3人1組でのチーム戦となる“王撰騎士団選抜試験”のチーム表が、いよいよ魔法帝から発表される――!!
“紅蓮の獅子王”団の“温泉合宿”に参加することになったアスタたちが、メレオレオナ団長に連れられてやって来たのは、常に溶岩が噴出しているという強魔地帯“ユルティム火山”だった。山頂にある“温泉”を目指し、常時、魔力を体にまとい続ける魔道士としての基礎技術 “マナスキン”を使って、溶岩と熱から身を守りながら登っていく一同。だが、魔力のないアスタにはそんなことはできない。そんな中、アスタはメレオレオナ団長が言った言葉からヒントを得て、“魔女の森”で無意識に発動した力を故意に発動できないかと考える。
星果祭での魔法騎士団の功績発表後、アスタとユノは、“紅蓮の獅子王”団の新団長メレオレオナが団員たちを前に怒りに燃える姿を目にする。フエゴレオン前団長の姉であるメレオレオナは、今回の不本意な功績発表に納得がいかず、負傷によって離脱した弟フエゴレオンのことを「愚弟」と言い放つが、これにもう一人の弟レオポルドや他の団員たちが反論。メレオレオナ団長の下、己を鍛え直すため、一同は温泉地で“合宿”を行うことに。この合宿に、なぜかアスタとユノ、ヤミ団長とシャーロット団長、さらには偶然通りかかったノエルまで強制参加させられることになり…!?