りゅうおうのおしごと!のあらすじ一覧
マイナビ女子オープン予選。気合い充分のあいと天衣は、一回戦で快勝した。あいが次に対局する相手は、女流帝位のタイトル保持者、《捌きのイカヅチ》祭神雷だった。八一に執着し告白の返事を求める雷に、あいは弟子として「お断り」しようと闘志を燃やす。雷とあいの実力差からあいが勝つ未来を想像することができない八一だが、一方であいは、とある理由から今日は絶対に負けられないと心に誓って臨んでいた。はたしてあいは雷を破ることができるのか!?
女流棋界最大の大会「マイナビ女子オープン」のチャレンジマッチに、桂香とともにあいと天衣が参加した。2人は見事に4連勝。弟子たちの成長した姿に、喜びとともに一抹の寂しさを感じる八一だった。その翌日、将棋中継に招かれた八一は、女流棋士・鹿路庭珠代と解説を担当。ところがそのイチャイチャした姿に激怒したあいが、JS研とスタジオに乱入。誤解をまねく問題発言を連発したため、全国に竜王ロリコン疑惑のうわさが…!?
オールラウンダーにして「両刀使い」の異名を持つ山刀伐仁八段は、八一の天敵。久しぶりの対局で敗北し、3週間後に控えた彼との再戦を前に、八一は「捌きの巨匠(マエストロ)」の異名を持つ生石充王将に教えを請い、同じオールラウンダーを目指す。生石の経営する銭湯兼道場「ゴキゲンの湯」に毎日通い詰め、修行する八一とあい。それは山刀伐に勝つためだけでなく、あの史上最強の天才と呼ばれた名人との戦いに備えるためでもあった。
こっそり天衣に稽古を付けていた現場を、あいに見つかってしまった八一。うそを付いて同じ年の、しかも“かわいい”女の子を相手に“お稽古”していたことに、あいは激怒。天衣の挑発や八一の失言もあって、あいは「いえ出」して清滝師匠の家にこもってしまうのだった。あいを連れ戻しに行く八一だったが、事のいきさつを全て理解してくれている師匠の言葉に、あいを暫く師匠の家で預かってもらうことにする。そして町の将棋道場で実践を学び、腕を上げた天衣は、研修会の入会試験を受けることに。
将棋連盟会長・月光聖市九段の頼みで、八一は小学4年生のワガママお嬢様、夜叉神天衣と対面した。ひねくれて高飛車な性格の天衣だが、将棋の腕前はなかなかのもの。ライバルの存在があいを強くすると考えた八一は、ひそかに天衣を弟子に迎え入れることを決意する。他に弟子を取ると“なぜか”機嫌が悪くなるあいに遠慮して、天衣を新世界の将棋道場で鍛える八一。もちろんそんな怪しい師匠の様子に、あいが気付かないはずもなく…。























