僕のヒーローアカデミア 第3期のあらすじ
雄英のトップに君臨する三年生、通称・ビッグ3が登場する。3人のあまりに個性的なキャラクターに戸惑うA組の生徒たち。すると、ビッグ3のひとり通形ミリオが「言葉より実戦」と出久たちとまとめて戦うことに! 相澤をもってして「最もNo.1に近い男」と言わしめるほどの実力でA組を一網打尽にするミリオは、その力はインターンで培ったと出久たちに語る。出久はインターン先を相談したグラントリノからオールマイトの元相棒を紹介される。一方その頃、敵<ヴィラン>連合は指定敵<ヴィラン>団体の若頭・オーバーホールと接触。ヒーローVS新たな敵<ヴィラン>の戦いが、迫る―!
街角のモーテルで、たばこをふかす男が一人…敵<ヴィラン>連合の一員・トゥワイスが街へ繰り出すと、そこには、“平和の象徴”不在で荒れる社会があった。徒党を組み好き放題暴れる犯罪者たち。そんな中、トゥワイスは、謎の男・オーバーホールと出会う。一方雄英高校は後期課程がスタート! 始業式でカリキュラムの一つ「ヒーローインターン」を知るA組だったが、出久と爆豪は謹慎中。翌日、寮で清掃中の出久は不思議な男と出会う。見たことがある顔であったものの思い出せない出久。やがて謹慎が解け、授業に戻った出久の前に現れたのは―!?
「戦えや。ここで今」かつて爆豪を破ったグラウンド・βで、出久は再び爆豪と対峙(たいじ)する。本気で攻めてくる爆豪に対し、出久はとまどいを隠せない。しかし出久は、爆豪が、自分がさらわれた事が原因でオールマイトが力を失ってしまったという責任に苦しんでいることに気が付き、全力で受けて立つことを決意する。以前より強さに磨きがかかった爆豪に対し、フルカウル・シュートスタイルで戦う出久。加速する戦いの中で、初めて互いに本音を明かし合いながら、感情が昂(たか)ぶった出久は、全体常時身体許容上限8%のワン・フォー・オール フルカウルを発動する!
仮免試験の全行程が終了。雄英ヒーロー科1-Aは爆豪、轟を除く18名が合格。士傑は夜嵐が不合格という結果に終わった。しかし3人は特別講習に向けて意気込む。そして、人知れずケミィに変身していたトガが闇に消え、仮免試験は幕を閉じた。一方、オールマイトは収監施設・タルタロスで、オール・フォー・ワンと対峙(たいじ)していた。全身を拘束されながらも、社会の混乱を言い当てる巨悪に対し、オールマイトは己の決意を言い放つ。そしてその晩、出久は爆豪に呼び出され、あることを問われる。「オールマイトから貰ったんだろ。その“個性”」
救助演習に敵<ヴィラン>役としてNo.10ヒーロー・ギャングオルカが乱入! 出久たち受験者は敵<ヴィラン>の制圧か、救助を続けるか、おのおのの役割を正しく判断して動かねばならない。圧倒的な力を持つギャングオルカに対し、立ち向かったのは轟と夜嵐だった! しかし、息が合わず足を引っ張り合う2人。かつて夜嵐は轟と轟の父・エンデヴァーと出会った際、その態度に嫌悪感を覚えていたのだ。その場で口論まで始める2人だったが、出久の言葉でようやく自らの過ちに気付く。絶体絶命のピンチの中、“個性”を合わせ、ギャングオルカにある策を仕掛ける!