あまんちゅ!〜あどばんす〜のあらすじ一覧
ダイビング部の夏合宿がスタート。海の中でのナビゲーションに挑戦したてこは、途中でぴかりを見失いながらも見事にゴール地点までたどり着く。喜びに浸るてこだったが、ナイトダイビングに参加する勇気はまだなく、結局またダメな現実に引き戻されてしまうと落ち込む。そんなてこに真斗先生は、自分と未来は変えられるとアドバイス。勇気づけられたてこは、ぴかりの前でアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーを目指すことを力強く宣言する。
按針祭の花火大会を間近に控えたある日。海女人屋の手伝いをしていたぴかりは、見かけない女の子が海に潜っていくのに気づく。ぴかりから声をかけ、親ダコが卵を守る岩屋の前でひと時を過ごした二人。一週間後に再会したその子は、名前をこころだと教えてくれた。待ちに待った按針祭当日を迎え、ダイビング部の面々と一緒にこころとも花火大会を楽しみたいと思っていたぴかりだが、結局その日は会えなかった。心残りに思うぴかりだが、翌日海で出会ったこころと、思いがけず奇跡ような瞬間に立ち会うのだった。
念願のオープンウォーター・ダイバーとなり、ぴかりと実りの多い夏を過ごしていたてこ。そんな中、ぴかりと一緒の日々がいつか終わることに不安を覚えたてこは、自分ひとりの力で楽しいことを見つけなければと思い立ち、ぴかりの誘いを断ってしまう。ぴかりは、自分の楽しいことを見つけようとしているてこを応援しつつも、どこか寂しさを感じて…。ダイビング部でバーベキュー大会を楽しんだあと、二人は互いの気持ちを打ち明け、思いをまたひとつにする。たとえその時が来ても、寂しさに負けないくらい楽しさを共有しよう、と。