高嶺の花のあらすじ一覧
直人(峯田和伸)は、千秋(香里奈)から誘惑されるも、それに応じず、もも(石原さとみ)に対する本心を語りだす。一方、なな(芳根京子)は、ある決意を持って市松(小日向文世)、ルリ子(戸田菜穂)の元を訪ねる。ももは自分と龍一(千葉雄大)の縁談を進める市松に会った後、直人に、別れとこれまでの感謝を伝える。
もも(石原さとみ)は、直人(峯田和伸)のことを忘れ華道に打ち込もうとする。しかし、兵馬(大貫勇輔)から「大人になった君には、もう一人の自分は二度と見えない」と指摘されてしまう。さらに、直人が自分に未練がないと言っていたことを知る。そんな中、兵馬と龍一(千葉雄大)の跡継ぎ争いが本格化する。
華道の才能を取り戻したいと願うもも(石原さとみ)は、兵馬(大貫勇輔)と会うように。一方、直人(峯田和伸)は幸平(袴田吉彦)らに千秋(香里奈)との交際を薦められる。そんな中、ももとなな(芳根京子)の跡継ぎ争いが始まるが、市松(小日向文世)が師範たちに通達した審査方法にルリ子(戸田菜穂)は戸惑う。
もも(石原さとみ)は、市松(小日向文世)、ルリ子(戸田菜穂)がいる料亭に向かう。華道の名家・神宮流の兵馬(大貫勇輔)と初めて会ったももは、兵馬に“もう一人の自分”が見えないことを見透かされる。一方、佳代子(笛木優子)らは、ももが直人(峯田和伸)に取った行動が理解できず怒りに満ちていた。
市松(小日向文世)のたくらみを知ったもも(石原さとみ)は、スランプに突入。月島流の真骨頂“後ろ生け”に欠かせない要素の「もう一人の自分」が見えなくなってしまう。一方、月島家の跡継ぎ争いはももとなな(芳根京子)の一騎打ちになる様相を呈し、市松や龍一(千葉雄大)らが裏で暗躍し始める。
もも(石原さとみ)は、なな(芳根京子)、市松(小日向文世)らに、恋人として直人(峯田和伸)を紹介する。市松は直人に、月島家に婿入りする意思があるのかを問う。一方、ももが風間自転車店に嫁ぐのでななを跡継ぎにしてほしいと頼むと、市松は激怒する。そんな中、吉池(三浦貴大)が行方不明になる。
もも(石原さとみ)は新たな恋をしていると吉池(三浦貴大)に告白。ある疑惑を詮索しようとする吉池に、現実を生きるよう諭す。一方、なな(芳根京子)は家元になるチャンスを与えてほしいと市松(小日向文世)に直訴し、修業を始める。そんな中、ももは直人(峯田和伸)に“ポッキーゲーム”でキスを迫る。
直人(峯田和伸)は、もも(石原さとみ)の結婚破談による心の痛みを忘れさせるため、つらさを乗り越える方法を提案する。しかし、ももは怒ってしまい、直人はその理由が分からず悩む。一方、龍一(千葉雄大)は、ももが取材を受ける場所に現れ、接触を試みる。なな(芳根京子)は、龍一の行動に不安を感じ始める。
全国から集まった師範たちを前に、もも(石原さとみ)は無事にパフォーマンスを終えた。その後、ももがキャバクラで働いていると誤解する直人(峯田和伸)から「店にいますか?」と連絡を受け、ももはその店で働くことに。直人らと楽しい時間を過ごしていたももだったが、吉池(三浦貴大)から連絡が入る。
石原さとみ主演×野島伸司脚本で“全てを持つ高嶺の花”と“何も持たない地上の凡夫”の格差恋愛を描く純愛エンターテインメント。華道の名家の長女として、品格や圧倒的な才能を持ち合わせる女性・もも(石原)は、「何一つ足りないものなどない」と言わんばかりの充実した生活を送っていた。しかし結婚式の当日、婚約者・吉池(三浦貴大)に裏切られ、結婚が破談になってしまう。すっかり自信を失ったももは、ある日自転車を大破させてしまい、迷い込んだ小さな商店街の自転車店で店主の直人(峯田和伸)と出会う。