転生したらスライムだった件のあらすじ一覧
武装国家ドワルゴンから超一流の鍛冶屋カイジンとその弟子たちが加わり、近隣のゴブリンも合流してますます賑やかになる村。そんなある日、リムルは自由組合(ギルド)の冒険者、カバル、エレン、ギドと遭遇する。そこにはパーティーの臨時メンバーとして、仮面の人物、シズもいた。このシズこそ、リムルが占いで見せられた“運命の人”だった。シズはリムルと同じ日本からこの世界に呼び出された召喚者。リムルはスキル思念伝達で、シズに故郷・日本の現在の風景を見せる。
リムルのスキルのおかげで無事にロングソードを王に届けることができたカイジン。ふたりは祝杯をあげにエルフの店へと繰り出す。そこで始まった余興の水晶玉占い。リムルの運命の人が占われると、そこには日本人らしい女性の姿が映し出される。彼女は一体……。そこへカイジンに難題を課した大臣のベスターが現れる。リムルをバカにしたベスターにカイジンは手を上げてしまう。この争いは武装国家ドワルゴンの王ガゼルの御前で行う裁判に持ち込まれることになってしまった。
リムルたちは、ゴブリンと嵐牙狼族(テンペストウルフ)の衣食住を支える技術者を求めて、ドワーフの王国・武装国家ドワルゴンを訪れる。ところが、入国の際の事件でリムルたちは牢獄に繋がれてしまう。獄中での機転がプラスに働きなんとか牢を出ることができたリムルたちは、警備隊長のカイドウに、腕のいい鍛冶屋としてカイジンを紹介される。しかし、カイジンは難題に頭を悩ませていた。魔鋼を使ったロングソード20本を、あと5日で王に届けなくてはいけないという。
洞窟を出たリムルが出会ったのは、牙狼族の襲撃に追い詰められたゴブリンたちだった。なりゆきでゴブリンの村を助けることになるリムル。その夜、牙狼族がゴブリンの村を再び襲撃する。しかし、リムルのスキルを生かした作戦が功を奏し、牙狼族が次々と倒れていく。ボスをやられ、リムルの圧倒的な力に屈した牙狼族は、リムルの配下になることを誓う。リムルは自らを慕うゴブリンと牙狼族に名前をつけ、ゴブリンはホブゴブリンとゴブリナ、牙狼族は嵐牙狼族(テンペストウルフ)へと進化する。
友達となったスライム三上と暴風竜ヴェルドラは、互いに名前を送り合う。ヴェルドラはスライム三上にリムルの名を送り、リムルはお互いのファミリーネームをテンペストと名付けた。そして、リムルはヴェルドラの封印を解くためスキル・捕食者でヴェルドラを体内に取り込んだ。ところが、これによってジュラの大森林周辺の国家に衝撃が走る。リムルに取り込まれたことでヴェルドラの脅威が消失したため、ジュラの大森林を通って大国が小国へ侵攻することも可能になる。そんなことはいざ知らず、リムルは洞窟を抜け、ゴブリンたちと遭遇する。
サラリーマン、三上悟は通り魔に刺されて死んだ。暗闇の中で意識が戻ると、三上はなんとスライムになっていた! 何もすることがないので、薬草と鉱石を食べて暇を潰すスライム三上。そのうち、300年前にこの地で勇者によって、スキル“無限牢獄”で封じられた暴風竜ヴェルドラと遭遇してしまう。最初は怯えていたものの、話していくうちにスライム三上は、ずっとひとりぼっちのヴェルドラと友達になってしまう。スライム三上はヴェルドラから自分が、この世界でも珍しい<転生者>であることを聞く。