ゾンビランドサガのあらすじ
【最終回】さくらの記憶が戻らない。まったく「持っとらん」「持っとらん」とうらめしかやつだ。だが、ここで諦める巽幸太郎ではない。自分を信じろ。俺は必ずアルピノのステージに「フランシュシュ」を立たせる。そこからがプロジェクトの本当の始まり。「ゾンビィランドサガ・プロジェクト」の始まりなのだ。――巽幸太郎の日記より
突然ですが、少子高齢化社会です。これからはサガのご老人たちにも「フランシュシュ」のファンになってもらわなければならない。おじいちゃん、おばあちゃんが会いに来るアイドル。すばらしいと思いませんか。イベントでのあいさつも、分かりやすくするか…。「『フランシュシュ』はいつでもアクセル全開! 老若男女に向けたアイドル活動を行ってまいります!」。いや、もっと端的に、「ゾンビィのとこ、こないか?」――巽幸太郎の日記より
くさいふたを開けてみれば、「サガロック」でのステージは成功に終わった。止まない雨はない。よみがえらないゾンビィもいない。「フランシュシュ」の名もだんだんと知られてきた。ただし、有名になれば、当然ヘンな輩に目を付けられる可能性も大きくなる。まさかあの男がきっかけで、やーらしかゾンビィたちが重大な事実を知ることになるとは。ゾンビィたちよ、何があろうと、明日に歌え!――巽幸太郎の日記より