からくりサーカスのあらすじ一覧
しろがねはアルレッキーノの案内で、最後の4人の部屋を巡るが、むなしさを覚える。そして、アルレッキーノに対し喜びについて説く。その頃、勝、リーゼ、グリュポンはフェイスレスの飛行船を追っていた。しかし、突然走った稲妻によって、深い霧の中へと落ちてしまう。勝とリーゼが気が付くと、そこはフェイスレスの根城であるモン・サン・ミッシェルであった。さらに息つく暇もなく、リーゼと因縁のある猛獣使いのドクトル・ラーオが現れる。
ゾナハ病治療マシーン・ハリーを守るべく、研究所に到着した鳴海たち。トムを人質に取られたミンシアは、自動人形・ジョーンズと交戦状態に入る。ジョーンズの攻撃に翻弄(ほんろう)されるミンシアだったが、死んでいった父やルシールたちのことを思い出し、奮起する。その頃、捕らわれの身であるしろがねは、自身をフランシーヌと呼び敬うコロンビーヌ、パンタローネ、アルレッキーノに煩わされていた。
時を超え、姿を変え、自らの願いを叶えるために運命の糸を操っていた人物。それは、フェイスレスとして姿を現した白金であった。しろがねをさらい姿を消したフェイスレスは、巨大な銀色の女神を世界中に出現させる。そこからばらまかれるゾナハ病。怒りと悲しみに体を震わせる勝は、ジャック・オー・ランターンに飛び乗り女神を追撃する。しかし、実体のない女神にはまるで通じない。ゾナハ病の蔓延を何としても食い止めるべく、勝はギイやリーゼと共にフェイスレスを追う。