KADOKAWA Group
2018年10月5日スタート 毎週金曜夜1:23/テレビ東京ほか
生き残った者たちが、真新しい慰霊碑の並ぶ英雄の丘に集う。時は西暦2203年。あのガトランティスとの戦いから半年──。平和が戻ったかに見えた地球だが、本当の「試練」はこれから始まろうとしていた…。
ズォーダーの意志で「滅びの方舟」は目覚めた。都市帝国の残骸を喰らい、真の姿へと変貌を遂げる「滅びの方舟」。地球を覆わんばかりの超巨大な姿となった[滅びの方舟]に対峙する、満身創痍のヤマト。もはやヤマトに戦う力は残されていない。艦長として古代は、最後の決断を下す。
彗星都市帝国に放たれるトランジット波動砲。地球を背にヤマトは最後の決戦を挑む。大いなる和の縁──ガミラス艦隊、そして桂木透子の協力を得て、都市帝国内部へと侵入を果たすヤマト。目指すは大帝玉座の間。多くの血が流れ、多くの犠牲を払い、古代はズォーダーの元へとたどり着く。
ズォーダーの傀儡(かいらい)たるミルが、キーマンに突き付けた「悪魔の選択」。しかし古代はその選択を拒絶し、逆にガトランティスへの投降を申し出る。戦いを終わらせるために、引き金を引かない。それが古代の選択だった。その答えに激高して、銃を放つミル。刹那、銃弾は雪の体を貫いて――。
いまだヤマトには正体不明のスパイが潜んでいた。空間騎兵隊が怪しまれる中、疑惑を否定することができずに斉藤はいら立つ。やがて決戦に向けて、緊急改装を行ったヤマトが発進した。その針路をふさぐように現れる〈ノイ・デウスーラ〉。何を思いデスラーは、ヤマトと相対するのか…。
地球=ガミラス連合艦隊の奮戦むなしく、都市帝国は火星絶対防衛圏を突破しようとしていた。山南が重力圏に捕らわれたヤマトの存在を確信した一方で、AIは人類存続の為の[G計画]を発令。銀河に戦線離脱を命じた。艦長の藤堂早紀は、機械の命令とヤマト救出との間で選択を迫られる。
総員退艦の際に頭部を負傷した雪は、4年分の記憶と共に古代への思い――その“愛”すら失って目覚めた。満身創痍のヤマトが不時着したのは、かつてガトランティスを創り出したゼムリア人の故郷。都市帝国にとらわれた惑星の上で、ガトランティスとズォーダーの“愛”と“絶望”の歴史が語られる。
波動機関が停止したヤマトは重力圏に沈んでいった。辛くも離艦できた真田たちは、波動実験艦銀河へと移乗。そこで彼らは、惑星再生能力を失った「コスモリバースシステム」ですら戦線に投入。時間断層で艦隊の増強に明け暮れる、追い詰められた人類の現状を知るのだった。
木星に匹敵する大きさを誇る白色彗星。いま、その内奥に眠る都市帝国が、ついにその全貌を現す。そして再び突きつけられるズォーダーの“悪魔の選択”。ラスト、かつてない衝撃がヤマトを襲う──。
ついにガトランティスの地球侵攻が開始された。旗艦アンドロメダを中心とする波動砲艦隊と、バルゼー率いるガトランティスの大艦隊が、太陽圏で激突する。地球の、宇宙の命運を決する戦いの行方は─!?
活性化した反波動格子により機能不全に陥るヤマト。テレザートを掌中に収めたデスラーの目的とは何か? 一方、キーマンは選択を迫られていた。あらかじめ定められた任務をやり遂げるべきか、それとも─。逡巡するキーマンに、テレサは…。
あの地球とガミラスの戦いの真実、イスカンダルへの想い…デスラーの全てを、テレサは見通していた。テレザリアムに駆けつけたキーマンは、そんなデスラーを前についに自らの正体を明かす。その時、古代たちは─。
ザバイバル陸戦師団と斉藤率いる空間騎兵隊による攻防は、熾烈を極めていた。ガミラスから奪った反射衛星砲で、空間騎兵隊を迎え撃つザバイバル。次々と仲間が倒れる中、斉藤はその中枢へと突入し、単身でザバイバルと対峙するのだった。そして、遂に古代たちの前にテレサがその姿を現し─。
ヤマトと航空隊、空間騎兵隊の全戦力を以て、テレザート上陸作戦が開始される。陽動のために波動砲の使用も織り込んだ作戦は順調に進むかに見えたが、ゴーランド艦隊の放った破滅ミサイルによって形勢は逆転。これを打開するには、波動砲で敵艦隊を直撃するしかなかった。決断を迫られた古代は……。
先の戦闘で敵に位置が筒抜けだったことから、ヤマトにスパイがいるのではという疑念が広がっていた。キーマンと透子の挙動を不審に感じていた山本玲は、透子にカマを掛けるのだが……。その時、白色彗星が突如としてワープを敢行。あまりにも巨大な姿をヤマトの眼前に現し、荒れ狂う白色の渦の中に艦を呑み込もうとする。
突如、瞬間物質移送機にて送り込まれた無数のミサイルがヤマトを包囲する。それはガトランティスによって復活を遂げたデスラーによる、ヤマトとの再戦の口火であった。その正体を知る暇もなく、ワープによって危機を脱したヤマト。しかし艦は次元の断層へと迷い込んでしまう。
テレサの祈りに応じて故郷を発ったヤマトを見据えるように、針路の先にはガトランティスの主星とおぼしき白色彗星が待ち構えていた。ズォーダーとの対決で精神的に疲弊した古代が外を見ると、宇宙に淡い光を放つホタルの群れが……!? 神秘的にヤマトを照らす宇宙ホタルの正体とは!?
ガミラス艦隊と接触したヤマトは、そこで反乱軍一派の襲撃を受けてしまう。一方その頃、遺跡に単身誘き出された古代は、ガトランティスの大帝ズォーダーと邂逅を果たしていた。“愛”を巡る対話を繰り広げたすえ、ズォーダーは「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫る。
戦い終えて、犠牲を防げなかった自責の念で古代の心は沈む。看護士としてヤマトに密航してきた婚約者・森雪との再会も、気持ちの整理ができず混乱するばかりだった。様々な人の様々な思惑と陰謀を乗せて、ヤマトは一路、避難民をガミラス艦隊に託すため惑星シュトラバーゼへと向かう。
第十一番惑星の岩塊に埋もれながら、かろうじてヤマトは健在であった。しかし頭上にはおびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着。波動砲を封印したヤマトに、現状を打破する術はなかった。はたして古代は自らの決断で封印を破り、指揮官としての覚悟を示すことができるのか……!?
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2024年4月19日21:00
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