この音とまれ!のあらすじ
苦手だった裏拍のリズムの取り方を滝浪に教えられ、懸命に練習するコータ。武蔵との掛け合いがうまくいかない愛も、滝浪にアドバイスを求める。滝浪の一見いい加減としか思えない答えに武蔵はあきれるが、愛は何かをつかんだようで――。ずっと曲想に悩んでいたさとわも、仲間たちに意見を聞いて気付きを得る。合宿を通じて成長した7人。いよいよ大会当日、時瀬高校箏曲部はライバルたちの集う邦楽祭の会場へ!
さとわを追いかけて、時瀬高校箏曲部の部室に乗り込んできた少女、かずさ。「あなたたちじゃ、さとわちゃんには釣り合わない!」。そう主張する彼女に言われて、関東の強豪である姫坂女学院と、明陵高校の箏曲部が行う合同勉強会へ見学にやって来た愛たち。しかし、よりによって明陵は武蔵が受験に落ちた因縁の高校だった。かずさたち姫坂の演奏を聴いて打ちのめされた武蔵は、あることがきっかけで愛と言い合いになり――。