サークレット・プリンセスのあらすじ
ついにグランドファイナル──。優佳がまだ中学生だったあの時戦った黒獅子総合学園のエース千景との戦いの続きが、すぐそこまで迫っていた。会場も今までとは違い、ただならぬ声援と熱気…! 今まで千景と戦うためだけに各学校を戦い抜いてきた優佳だったが、今は一緒にいる仲間のために頑張ると決意。引き続きジークがいない試合で優佳たちはエース・千景との試合まで勝ち進むことができるのか…!?
敗者復活戦・ルーザーズマッチに出場してきたのは、黒獅子総合学園に敗れた鷹森学園だった。ジークがいなくなった今、優佳に合う武器はなく、美由紀たちは優佳のために新しく武器を手に入れることに。武器を入手するためにたくさんのリソースが必要だったが、仲間のおかげで優佳は新しく武器を手に入れる。再度、仲間のためにも鷹森学園に勝利することを誓った優佳が、ルーザーズマッチに挑む。果たしてその結末は!?
美由紀たちは優佳を連れ戻すため、優佳の故郷・和歌山県を訪れる。そこには鷹森との試合に敗れ、すっかり自信をなくした優佳の姿が…。ジークもその日から反応しなくなり、調べてみるとジークの武器データがきれいに消えていた。歩は、今まで優佳たちに話さなかった歩の父・相沢誠の正体、そしてMR技術について語り始める…。父・誠とMR、ジーク、千景との関係性が明らかになる…! 果たして、美由紀たちは無事優佳を連れて戻ることができるのか?
2年前に起きたオーバーヒート現象について…。優佳の強さは優佳自身の攻撃速度から生み出たものだったと知る千景と歩。次の対戦相手・鷹森は既に優佳の強さの秘密を知り、対策している可能性があると歩は予測する。試合前日、ジークは自分に頼らず優佳自身の力で戦い抜いてみろと言い、優佳は渋々それに承諾する。ジークの頼りなしで準決勝に挑む優佳たちだが、試合中に予想もしてなかったことが起きる…!