集団左遷!!のあらすじ
横山(三上博史)に呼び出された片岡(福山雅治)は、横山が副頭取になったことを知り、がくぜんとする。横山の不正な金の流れが記された手帳を持っている片岡は、横山から手帳を渡してほしいと頼まれる。困った片岡は、手帳の提供者・梅原(尾美としのり)の元へ。やがて、片岡と横山の心理戦が展開される。
片岡(福山雅治)は隅田(別所哲也)から、頭取の藤田(市村正親)が横山(三上博史)とある取引をした可能性があると聞く。片岡は、外資系ネット通販会社との提携で金融庁の許可が必要なため、横山が政治家や官僚に金を渡したのではないかと疑う。片岡から相談された真山(香川照之)は、「心当たりがある」と話す。
支店の廃店が続々と決まっていき、片岡(福山雅治)は元蒲田支店の行員たちの身を案じていた。そんな中、片岡は隅田(別所哲也)に、かねて三友銀行の本部が積極支援しているシェアハウスの会社への不正融資の疑いを調査してほしいと依頼される。その会社は書類上では優良企業だが、ネット上の評判は悪かった。
大手百貨店「マルハシ」のCEOが背任容疑で逮捕されたというニュースが飛び込んでくる。融資部所属になって間もない片岡(福山雅治)は会議に参加させてもらえず、やり切れない思いをする。そんな片岡に、日本橋支店副支店長になった真山(香川照之)が「マルハシ」について内部告発メールがあったと耳打ちする。
蒲田支店を含む12支店の廃店決定まで1カ月半を切り、頭取の藤田(市村正親)は蒲田支店の業績が上がっていることについて言及する。だが、横山(三上博史)は廃店を断行すると宣言。一方、片岡(福山雅治)が行員たちにハッパを掛ける中、ベンチャー企業を立ち上げたいという20代の男女が融資の相談にやって来る。