やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛

喜多（和田正人）は1枚の富札を拾うが、外れだと思って捨ててしまう。その後、富札を必死で捜す男に出くわし、百両の当たり札だったことを知る。弥次（松尾諭）はその札を、喜多が捨てた後に拾っていた。喜多は山分けしようと訴えるが、弥次は去っていく。怒った喜多は、すりのお葉（柳ゆり菜）と手を組む。

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京都へ着いた喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）は、女遊びをする場所でもめて、喜多は祇園、弥次は島原に向かう。喜多は、公家の麻呂崎（仁科貴）を中心とする「陰陽見廻り組」が、わが物顔で商いを仕切っているところを目撃する。そこへ、覆面の女剣士・小袖頭巾が現れ、麻呂崎を打ち負かす。

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伊勢に到着した喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）だが、喜多が腹痛になり、おその（真田麻垂美）が営む茶屋へ運ばれる。茶屋には、盲目のおそのの娘・おかよ（藤川心優）を診に医者が来ていた。弥次と喜多はおそのに一目ぼれし、彼女を口説き落とそうと発奮。喜多は店を手伝い、弥次はおかよの遊び相手となる。

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喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）は、四日市でおいな（石崎なつみ）と、笑わない姉・おさえ（夢野いづみ）と出会う。おいなは、姉の笑顔を取り戻すために戯作者になるのが夢で、十返舎一九を尊敬していた。喜多と弥次は「自分が十返舎一九だ」とうそをつき、おさえを笑わせた方が本物だという勝負を始める。

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喜多（和田正人）は道中出会った志津（篠原真衣）に頼まれ、ぎっくり腰の藩士・藤右衛門（曽我廼家八十吉）を助ける。二人は家族を殺した兵馬という男を、敵討ちのために捜していた。志津にほれた喜多は、敵討ちに加わることに。一方、弥次（松尾諭）は山道で足を滑らせ、炭焼き小屋のおちか（美都）に助けられる。

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浜松へ向かう途中、弥次（松尾諭）とはぐれた喜多（和田正人）は偶然入った閻魔堂で、夏だけ怪談芝居をする幽霊役者の一座に出くわす。座頭・お幽（咲妃みゆ）は、浜松の旅籠の一人娘で、両親は22年前に役人に無実の罪を着せられ獄死したという。喜多は、そんなお幽に親の敵を一緒に討とうと協力を申し出る。

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喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）は、鞠子宿のとろろ汁屋に、白い着物の美しい娘が入っていくのを目にする。しかし、二人が後を追って店内に入ると、白い着物があるだけで、店のおやじと汚い服装をした少年しかいなかった。その後、二人は川で行水している娘を再び見掛けるが、目が合うと逃げられてしまう。

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喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）は居酒屋で財布をすられる。喜多は、程近い府中宿にある弥次の実家・廻船問屋の栃面屋から金を借りようと考える。しかし弥次は跡を継がずに遊びまくって逃げ出し、現在は弟があるじとなっているため、家族に合わせる顔がない。そんな中、栃面屋にある人物が訪ねてくる。

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喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）は三島宿に到着するが、町に人の気配がなく不思議に思う。そんな中、茶店で意気投合した行商人の十吉（忍成修吾）と、住吉屋に泊まることに。そのあるじ・お千代（宮嶋麻衣）によると、人がいないのは盗賊のせいだという。けなげなお千代にほれた喜多と弥次は、寝所に忍び込む。

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喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）は、つぼを振るさいの目ばくちをするお侠（水崎綾女）の姿に熱中する。喜多はお侠に誘われ、物置小屋で肌を重ねようとするが、役人が踏み込んできて、喜多は手形を置いてきてしまう。その手形がなければ、箱根の関所を越すことができないため、裏道を通る関所破りを実行する。

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十返舎一九（竹中直人）は、喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）の旅を尾行し、二人からネタを得て、滑稽本を執筆しようと考える。そんな中、弥次と喜多は、小田原宿で芝居一座の座頭・小夜（野々すみ花）と出会う。美しい小夜にほれた二人は、喜多は役者として、弥次は裏方として一座で働くことに。

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喜多（和田正人）と弥次（松尾諭）が、伊勢参りにかこつけ“自分探し”の旅に出るコメディー。喜多は、出入りする大店のおかみ・お雪（たかはしあいこ）と不倫関係に。そんな中、大店の主人が危篤になり、“逆玉のこし”のチャンスを得る。そこで喜多は使い込んだ店の金を清算するため、弥次に金の工面を頼む。

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