スタミュ(第3期)のあらすじ
オープニングセレモニーの開幕が迫る中、客席にはまだ四季の姿はない。星谷は四季を探しに行きたいと申し出るが…。一方、春日野は冬沢の様子がおかしいことに気付く。華桜会が5人そろってオープニングセレモニーの舞台を見てくれることを求め、信じる2年生の姿に、言葉に、冬沢の心は揺れる。果たして、綾薙学園が迎える新しい未来は――。今、星谷たちカンパニーの夢の幕が上がる!
四季が華桜会から除名され、落ち込むteam鳳。指導者を失う辛さを知っているからこそ、team四季のためにも本当の気持ちを教えてほしいと、四季にぶつかっていくが…。一方、四季との戦いに勝った冬沢はどこか虚無感を抱えている様子。辰己たちteam柊は、そんな冬沢の胸の内を見抜いていて…。すれ違う華桜会と結束する2年生。彼らはついに、綾薙祭当日を迎える。
2ステージ制となったオープニングセレモニー。納得づくの星谷たちをよそに、学園内には「華桜会分裂」といううわさが広まり始める。対応を巡り、再びぶつかってしまう四季と冬沢。怒りのままに、冬沢はさらなる行動を起こす。それは四季の権威を完全に失墜させるものであった。後戻りのできない一手を打つ冬沢に、千秋は最後通告をする。「俺は――四季につく」。
14人そろって前進しはじめた星谷たち2年生だったが、華桜会には不穏な空気が流れていた。互いの理念を懸けて戦うと決めた四季と冬沢。そんな二人に他華桜会メンバーをも翻弄(ほんろう)されてゆく。一方、辰己はある思いに駆られていた。そんな彼を、静かに見守る申渡。幼なじみとして、親友として、辰己を支える申渡の心には、ある矜持(きょうじ)があって…。