如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜

乾隆帝(ウォレス・フォ)が如懿(ジョウ・シュン)を冷宮から出そうとしているという噂が広まり、如懿に危害を加えてきた妃たちは焦り始める。一方、状況を察した如懿も、黙って待つのは危険だと考えていた。そんなある日、海蘭(チャン・チュンニン)や如懿は毒を盛られ危うく死にかけるという事件が起きる。

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重陽節の宴で乾隆帝(ウォレス・フォ)と妃たちが花火を観賞している間、冷宮は火事になっていた。如懿(ジョウ・シュン)らは間一髪で凌雲徹(ジン・チャオ)に助けられる。現場へ駆けつけた乾隆帝は、憔悴しきった如懿を気遣う。一方、海蘭(チャン・チュンニン)は、如懿を冷宮から出すため、計略に打って出る。

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冷宮でご法度の紙銭を燃やす行為がされていると皇太后(ドン・ジエ)に伝えられる。結局、燃やしていたのは紙銭ではないことが判明し、如懿(ジョウ・シュン)は事なきを得る。ある日、侍医の診察を受けていた如懿は、長年付けていた腕輪を誤って床に落とし壊してしまう。すると中から丸薬のような物が出てくる。

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如懿(ジョウ・シュン)は突如現れた毒蛇に腕を噛まれてしまう。駆けつけた凌雲徹(ジン・チャオ)が毒を吸い出し事なきを得るが、冷宮にいても命を狙われることに、如懿は落ち込む。同じ頃、密かに如懿を見守る乾隆帝(ウォレス・フォ)も如懿が危険な状況にいることを知る。そんな時、如懿の父の訃報が届く。

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嘉嬪(シン・ジーレイ)が産んだ第４皇子の、生後１か月の祝いの日。純嬪(フー・カー)は乾隆帝(ウォレス・フォ)が他の皇子を忘れたかのようだと心配するが、第３皇子をつれて嘉嬪に会いに行くと、皇帝は皇子を育てる純嬪をねぎらい昇格させる。一方で宮廷内で乾隆帝は、侍女の衛エン婉(リー・チュン)と出会う。

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如懿(ジョウ・シュン)は皇后や慧貴妃(トン・ヤオ)に虐げられ、雨の中で跪かされた海蘭(チャン・チュンニン)を励ます。数日後、乾隆帝(ウォレス・フォ)が皇太后のために布団を作らせていると聞いた海蘭は、刺繍の色使いに悩む女官たちに助言をしていた。その様子を見た乾隆帝は海蘭を寵愛するようになる。

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如懿(ジョウ・シュン)は侍衛の凌雲徹(ジン・チャオ)に冷宮での暮らしも銀子次第だと教わり、刺繍などを渡し銀子を得ていた。さらに乾隆帝(ウォレス・フォ)から海蘭(チャン・チュンニン)を通してもらった花の枝を庭に植える。一方、凌雲徹が思いを寄せる衛エン婉(リー・チュン)は鍾粋宮へ異動が決まる。

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第１皇子・永コウは乾隆帝(ウォレス・フォ)に如懿(ジョウ・シュン)の無実を訴えるが、皇帝は取り合わず、永コウの養育を純嬪(フー・カー)に託す。冷宮へ送られることになった如懿は、乾隆帝の口から苦しい胸の内を知らされ、覚悟を固めると海蘭(チャン・チュンニン)と純嬪に見送られながら延禧宮を後にした。

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２人の皇子を殺めたという濡れ衣を着せられた如懿(ジョウ・シュン)は降格、軟禁となり立て続けに襲われる。一方、釈放された阿ジャクは、陛下の側仕えを経て、常在に封じられる。乾隆帝(ウォレス・フォ)は如懿の潔白を証明するため、女官に命じひそかに調査を続けるが、如懿が大勢の者から命を狙われていると知る。

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マイ貴人(ハー・ホンシャン)の子に続き、儀貴人(ハン・ダントン)まで死産する。調査の結果、毒に侵されていたとわかった儀貴人の子だったが、また内務府や太監たちは、如懿(ジョウ・シュン)の関与を証言する。一方、それでも如懿の仕業だと信じない乾隆帝(ウォレス・フォ)の前に、阿ジャクが呼ばれる。

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如懿(ジョウ・シュン)は毒蛇を追い払い、儀貴人(ハン・ダントン)を救う。災厄が続くことを恐れた皇后(ドン・ジエ)は、儀貴人を引き取ろうとするが儀貴人(シン・ジーレイ)がそれに反対。如懿は、宮の修繕に使われている顔料に、蛇を引き寄せる蛇苺が含まれていることを突き止め、陰謀に万全の対策を講じる。

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王欽(フー・ミン)が慧貴妃(トン・ヤオ)を襲う事件が起きるが、蓮心(ワン・シャオチョン)が王欽に暴力を振るわれていたことを打ち明け、マイ貴人(ハー・ホンシャン)に関する噂は王欽が犯人だと証言した。疑いが晴れた如懿(ジョウ・シュン)は懐妊が発表された儀貴人(ハン・ダントン)の世話を託される。

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マイ貴人(ハー・ホンシャン)が化け物を産んだという噂が広まっていた。乾隆帝(ウォレス・フォ)は噂を広めた犯人を探すよう王欽(フー・ミン)に命じる。すると数人の証言により、噂の出どころが如懿(ジョウ・シュン)の住む宮だと判明。如懿は事実無根だと主張し、乾隆帝もその証言の信ぴょう性を疑っていた。

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身投げした蓮心(ワン・シャオチョン)を救った如懿(ジョウ・シュン)は、蓮心が王欽(フー・ミン)から暴力を受けていることを知る。一方、マイ貴人(ハー・ホンシャン)が男児を出産するもすぐに絶命。皇后(ドン・ジエ)は即座に口外無用を命じるが、王欽は赤ん坊の遺体を慧貴妃(トン・ヤオ)に見られてしまう。

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慧貴妃(トン・ヤオ)の怒りに触れた阿ジャクは、雨の中でずっと跪く罰を与えられる。如懿(ジョウ・シュン)も阿ジャクをかばったことで罰を受ける。雨に打たれ体調を崩した阿ジャクを如懿は手厚く世話をする。行く先を案じながら如懿は、早く嫁がせてやりたいと考えるが、阿ジャクはずっと宮中で如懿の世話をしたいと懇願する。

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入内して半年で乾隆帝(ウォレス・フォ)の子を身ごもったマイ常在(ハー・ホンシャン)は得意げに懐妊の報告をし、身ごもらない妃たちに皮肉を言い放つ。一方、蓮心(ワン・シャオチョン)は皇后(ドン・ジエ)に逆らえず王欽(フー・ミン)は結婚を発表。だが婚礼の夜、２人の新居らしき場所から叫び声が聞こえる。

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乾隆帝(ウォレス・フォ)の希望で第１皇子の永コウは、如懿(ジョウ・シュン)の養子となる。皇后(ドン・ジエ)は如懿が乾隆帝の長子を手に入れ、寵愛を取り戻したことに焦る。一方、嘉貴人(シン・ジーレイ)は如懿に対する皇后の不安をあおったうえで、皇帝側近の王欽(フー・ミン)を取り込もうと画策する。

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自身の生誕祝いの席で如懿(ジョウ・シュン)は乾隆帝(ウォレス・フォ)に、生母の妃陵への改葬を勧める。だが生母が一介の女官だということを隠したい乾隆帝は激怒し、海蘭(チャン・チュンニン)の部屋でその夜を過ごす。内務府は如懿が皇帝の寵愛を失ったと見なし、手当が滞り、厳しい生活を強いられる。

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乾隆帝(ウォレス・フォ)の寵愛を得た如懿(ジョウ・シュン)の元に、贈り物が続々と運び込まれる。如懿は喜びながらも侍女たちに自慢を慎むよう釘を刺す。一方、皇太后は、即位後初の皇子を早く産むよう后妃たちに期待をかける。子宝に恵まれない慧貴妃は、母を亡くした第一皇子を引き取ることを思いつく。

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慧貴妃(トン・ヤオ)に無礼を働いたとして頬をたたかれた白蕊姫(ハー・ホンシャン)は、侍医院から処方された薬を塗るが、なぜか傷は悪化していく。乾隆帝(ウォレス・フォ)が侍医に調べさせたところ、薬に毒が混ざっていたことが判明。白蕊姫は如懿(ジョウ・シュン)が嫉妬から毒を盛ったに違いないと疑う。

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