ラディアン 第2シリーズのあらすじ
暴走するミルを止めたのは、セトが見つけたジルの忘れ形見であった。新しい命を前にしたミルは希望を取り戻す。 この戦いで異端審問所のあり方に疑問を持ったドラグノフは、トルク将軍に問うため本国ボームへの帰還を決める。 長い戦いは終わった。カスラーン・マーリン中の人々が集まるなか、クイーン・ブーディカは古いしきたりへのこだわりを捨てるべきと宣言し、新たな女王を任命する。
絶望したミルは何もかもを破壊するために暴れる。そしてセトまでもがミルの怒りに反応して暴走し、ウルミナに捕らえられてしまった。最大の危機的状況の中、オコホは絶望するクイーン・ブーディカにその資質を問いただす。オコホの言葉で奮い立った女王はハーモニジウムを破壊しようと立ち上がる。メリ、そしてドラグノフとグリムが協力してセトを奪還。正気を取り戻したセトは暴走するミルを止めるために立ち向かう。
オコホに追い詰められ商人男爵たちは本性を現した。これで戦いは終わるかと思われたが、異端審問官ウルミナがサントーリを失った報復に、さらなるハーモニジウムを森に投下した。失われていくファンタジア。さらにウルミナの強力な奇跡によって操られた兵士たちが城壁へと迫る。ミルとジルの身を案じたセトは森へ急行する。ミルは絶望していた。大切なものを失った悲しみはやがて激しい怒りに変わり…。
謎の戦士は「記憶の石」とともによろいに取り込まれたドクであった。戦士は女王を救うため駆け付けようとするが、石化能力を持つヴェローヌに阻まれる。セトはサントーリとの決戦に臨む。戦闘を楽しもうとするサントーリはセトを追い詰め暴走させようとする。しかし、人間を道具扱いするサントーリの言葉にセトの怒りが爆発する。オコホはドゥーサンに、メリはリゼロッテに、3人はそれぞれ憤りを爆発させる。
ドラグノフはトルク将軍から、セトを捕らえることこそが目的であり軍事介入は本意ではないと聞かされていた。しかし、セトを捕らえたと伝えてなお、軍艦はカスラーン・マーリンを攻撃する。ドラグノフは命令に背き、駆けつけた部下たちとともに戦争を止めるための行動を開始する。セトは立ちはだかるサントーリに挑む。しかし、その強大な力に圧倒されてしまう。その時、戦場に謎の戦士が舞い降りた。