ぼくのとなりに暗黒破壊神がいます。のあらすじ
雪の日。朝から花鳥も月宮も君影も、みんな小雪への態度がおかしい。「なぜだ?」とトイレで小雪が思い悩んでいると、ドアの向こうから「小雪の誕生日を祝うサプライズ」の相談が聞こえてくる。嬉しく思う小雪だが、聞かなかったフリをしなければならずー月宮の発案でなぜかルームシェア前提の一軒家を内見することになる小雪たち。散々はしゃいでいた花鳥だったが、突然泣き出してしまう。「もしや、本当に花鳥はどこかに行ってしまうのでは?」と思った小雪は、なぜか心配になってしまいー。
新年早々、澄楚から届いた年賀状でテンションの上がった小雪は初詣に向かう。そこで、花鳥と月宮に遭遇し、みんなでおみくじを引くことになる。が、甘酒で酔っ払った花鳥が神社の息子・ゴリ男にとっ捕まえられ、小雪はとばっちりを受ける。成績不振から進級できるか不安の小雪だが、月宮から「最近、花鳥の様子がおかしい」と言われ、原因解明に奔走(ほんそう)するハメに。小雪は公園で1人涙する花鳥を見つけてしまい「もしや、本当に何かよくないことが起きているのかも」そう思った小雪が花鳥に声をかけるがー
保育実習当日、花鳥は生徒会選挙で負けたことを根に持ち、当選した月宮を妬み、拗ねていた。そんな中、小雪は保育園の先生から子ども用のバースデーケーキのデコレーションを頼まれる。三刀矢高校で行われるクリスマス会。小雪は澄楚にプレゼントを渡したいと思っていたが、当日会場に向かう途中に様々なアクシデントに出くわしてしまい、服もドロドロになった上、クリスマス交換用・澄楚用のどちらのプレゼントをなくしてしまう。
志望大学判定で全滅した小雪は、いよいよ花鳥たちを無視することに決める。だが月宮の策略により花鳥、君影、月宮と共に、小雪も生徒会に立候補する羽目に。選挙演説の最中、案の定やらかしてしまう花鳥。小雪渾身のツッコミが決まったせいで、花鳥はその場で倒れ、意識を失ってしまう。目覚めた花鳥は記憶喪失になり、性格も豹変。まともな感覚を持つメガネキャラになった花鳥に調子が狂う面々。だが、どうしても眼帯を外すことができない花鳥を見て、小雪は少し思うところがありー。