number24のあらすじ
伊吹は試合中にけがを負ってしまう。出血している伊吹を前に、動揺する夏紗。そんな夏紗に伊吹は…。一方、伊吹と選手交代した誠だが、主鷹には眼中にも置かれず。そんな主鷹との戦いで、誠はある大切なことを思い出していた――。メンバーたちがさまざまな思いを胸に、そしてチーム一丸となって戦う堂紫社。果たして勝利はどちらの手に…!?
ついに始まった最終戦・堂紫社vs黄風院――。夏紗はコートに向かう清一郎、伊吹、靖也を呼び止め、声を掛ける。そして、いよいよ試合開始。主鷹の徹底したタックルに伊吹はひどく消耗してしまう。そして黄風院の猛攻と新戦力・奥村冬馬の活躍を前に、小鳥も焦りはじめ…。ピンチの続く堂紫社にさらなる事態が襲い掛かる。
怒涛の大分旅行からようやく帰路につく一同。そこに突然現れたのは円と主鷹だった。夏紗に構う円に、清一郎は珍しく感情を見せる。伊吹に絡む主鷹にケンカを売るイーサン。伊吹の話を聞こうとしない主鷹に対し、伊吹は円も驚くような提案をする。一方、必死に練習を続けるものの、夏紗に「無駄だ」と否定される小鳥。いらつく小鳥に意外な人物が声をかける。その頃、学食では、岳十が4回生たちを集め……。
清一郎の不調の原因が判明したことで、仲直りを果たした夏紗たち。岳十たちも加わり、大賑わいの中、ひとときのオフを楽しむことに。大分ならではの温泉を満喫したところで、夏紗たちは実家に泊まることに。清一郎の実家に泊まる夏紗と伊吹、靖也の実家に泊まる優。そこで何も起きないわけがなく……? さらに大分に戻ってきた伊吹を追って、母親が姿を見せる。そんな中、黄風院戦への出場が絶望的な拓海に代わり、1回生の小鳥が猛練習を続け……。
不調に陥った清一郎は、ついに夏紗と喧嘩をしてしまう。見かねた伊吹は仲直りさせるため、2人の原点である大分に帰省することを提案。優と靖也も巻き込み、5人で大分へと向かうことに。夏紗、清一郎、伊吹の母校である舞鷺高校のラグビー場へと足を踏み入れる夏紗たち。そこで伊吹は強硬手段にでる! 一方、清一郎から大分旅行をする話を聞いたという岳十たちメンバーも大分へやってきて……。