魔王城でおやすみのあらすじ一覧
【最終回】クリスマスが近づき、魔王城に雪が降り出した。姫はうれしそうに空を見つめ、サンタクロースへメッセージカードをしたためる。何をリクエストしたのか気になる魔物たち。再び脱走されても困るということで、こっそり中身を確認すると、「サンタさんへ。実家に帰りたいです」と書かれていた。姫がホームシックになったのかと思い、魔王たちは心配になってきて…。
捕らわれの姫が再びさらわれた!? 犯人は、魔王の座を狙う反乱分子、ハデスだった。彼が住む旧魔王城の牢の中で、姫はつぶやく。「…寝る以外…することがない」。だが、枕は絶望的に質が悪かった。新たな寝具を求めて牢の外へ踏み出した姫は、わなだらけの中で眠る魔物、睡魔と遭遇する。その堂々たる眠りは、まさに眠りの師匠! すっかり意気投合した姫は、姫奪還のために必死な魔王たちとは対照的に、次々に快眠を手に入れていく。
魔王城の塔の上に、姫がいた。今日の姫の目的は、安眠を脅かす蚊対策! 壁を歩けるネコスタンプの靴を借りて頂上まで登ると、塔のでっぱりにひもをくくり付け、かいぶつふろしきで作った蚊帳をつるしてセッティングは無事完了。ただひたすらに安眠を求める姫の行動は、日々エスカレートしていく。そんな姫にいら立ちを覚えるレッドシベリアン・改。とらわれの姫は人質らしくするべきだと、魔王城法典に従わせようとするが…。























