歴史探偵の放送内容一覧
缶詰から見た日本近現代史を紹介する。最近、戦時中の赤飯の缶詰が発見され、番組が独自に調査すると、特別な使い方をされていたことが判明。さらに缶詰は、戦争、外交、経済と日本の近現代に深く関わっていたという。アメリカを席巻したマグロ缶詰事情や日中外交の“缶詰コネクション”が明らかになる。
織田信長に抵抗し続けた二つの集団、村上海賊と雑賀衆の強さの秘密に迫る。村上海賊は頭領が身に着けていた陣羽織が海外製だったことから、海外から最新の武器を手に入れていた可能性があるという。一方、鉄砲集団・雑賀衆が用いた銃は威力も飛距離もない狩猟用だったという。実験で検証し、その意図を考察する。
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜夜8:00ほか)の舞台である神奈川・鎌倉を特集し、源頼朝が築いた“武士の都”誕生の秘密と鎌倉幕府滅亡の真相に迫る。町への進入ルートに設けられた切通しに仕掛けられていたという敵を確実に葬り去るわなや、無敵の“武士の都”が滅ぶ理由となった由比ケ浜での出来事を紹介する。
1300年前、最先端の知識や技術を持ち帰るため中国へ渡った遣唐使たちを取り上げ、彼らが大海原を越えるために用いた遣唐使船や航海術を紹介する。また、中国で新たに見つかった、遣唐使たちに課せられた“謎のミッション”の手掛かりが残された石版も登場。最新研究を基に古代史のミステリーに迫る。
江戸時代、急激にレベルアップした数学や科学などを調査。独学で最先端の望遠鏡を作り上げた職人や世界レベルの数学理論を構築した和算家が登場するなど、次々と才能が開花した裏には全国的な数学ブームがあった。江戸時代の人はなぜ数学を楽しく学ぶことができたのか、現代にも通用する「学びのシステム」に迫る。
戦国時代への転換点になったといわれる「応仁の乱」に姿を現した“足軽”に注目する。集団で武士に襲い掛かる凶悪な足軽たちにより、京の都は恐怖に包まれた。そんな足軽の戦法を紹介する他、応仁の乱の激闘をCGで再現して公開。鉄砲のルーツとなった新兵器や、高層ビルさながらの“巨大やぐら”も登場する。
学校で使っている歴史の教科書が、現在と昔とでは大きく変化しているといい、その真相に迫る。注目するのは、坂本龍馬と犬将軍で知られる徳川綱吉。この二人は昔と大きく評価が変わっており、綱吉の評判は上昇し、龍馬は数年前に教科書から消えかけたことがあるという。最新研究から二人の人物像に迫る。