スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたのあらすじ一覧
ある日フラタ村にウサ耳の女の子がやって来る。リュートを激しくつま弾きデスボイスを轟かせる彼女は、鳴かず飛ばずの吟遊詩人・スキファノイア。ツアー中に目の前で倒れてしまった彼女を見て、「メジャーデビューを目指し上京するも、いい年になってもフリーターを続ける売れないバンドマンのような悲哀」を感じたアズサは、しばらく高原の家で保護することを決意する。ところが、言い訳ばかりで現実を見ない彼女にフラットルテが業を煮やしてしまう。
ある日ベルゼブブより、魔族の国の式典への招待を受けたアズサ。聞けばライカのふるさとでドラゴン同士の抗争を抑えた事が魔王様から高く評価されたらしい。大変名誉なこと、と家族で参加しようとするアズサだが一つ問題があった。それはロザリーだけドレスを着れないこと。幽霊であるロザリーも家族の一員、みんなと同じおめかしをさせてあげたいと願うアズサは、レベルMAXの力で着替え魔法を創作することにしたのだけど…!?