Re:ゼロから始める異世界生活 2nd seasonのあらすじ
【最終回】ロズワールが発動させた天候を操る大魔法よって、大量のマナが発生していることを嗅ぎ付けた大兎は、徐々に聖域へと集まり始める。ロズワールとラムを連れて墓所へと避難するエミリアたちだったが、まるで全てを覆い尽くすような大兎の群れが迫っていた。絶体絶命かと思われたその時、エミリアの元にスバルとベアトリスがやって来る。3大魔獣の一翼である大兎を相手に、スバルとベアトリスの初陣が幕を開ける。
最後の試練を突破して、墓所の外に出たエミリアが目にしたものは、視界を奪うような猛吹雪だった。辺り一面が真っ白な雪に覆われた目の前の広場で、聖域とアーラム村の人々は肩を寄せ合っていた。彼らの周りに氷の壁を作り、いてつくような寒さから守っていたのは、かつて契約を結んでいた大精霊。意を決してエミリアが氷の壁に触れてると、手のひらを通じて何かが流れ込んでくる。ふと聞こえた声にうなずくようにエミリアは行動を開始する。
ありうべからざる今を受け入れ、エミリアは第2の試練を突破し、第3にして最後の試練に挑む。そしてラムはパックと共にロズワールを阻止すべく戦いに身を投じていた。全てはそれぞれがなすべき役目を果たすため。またロズワールの屋敷で繰り広げられているガーフィールとエルザの戦いも激しさを増していく。ギルティラウに追い掛けられていたスバルは、現代知識無双の出番だと意気込み、小部屋へと誘い込む。
エルザの攻撃に徐々に押されていたフレデリカ。そこへ両腕に銀色の手甲を身に着けたガーフィールが駆け付ける。数年振りとなる姉との再会もつかの間、激突して激しく火花を散らすガーフィールの手甲とエルザのナイフ。そんな中、スバルはベアトリスのいる禁書庫へと向かっていた。禁書庫に現れたスバルに驚くベアトリス。400年もの永きに渡り、呪いのような契約に縛られ続けたベアトリスを、外に連れ出すと告げる。
ロズワールとの話し合いで、屋敷への襲撃を止めようとしたスバル。しかし、ロズワールは400年もの長きの間ずっと抱き続けてきた信念を曲げることはなかった。エルザたちを止めるため、一刻も早く屋敷へと向かわねばならないスバルは、ガーフィール、オットーともにパトラッシュが引く竜車へ乗り込む。一方、第1の試練を突破したエミリアに対して、ラムはとある願いを口にする。エミリアはそんなラムの思いに触れ、エミリアはラムに手を差し伸べる。