GARO -VERSUS ROAD-の放送内容
「争いと邪念に満ちたこの醜い世界に、ガロはいなくなった…」。ついに始まった最後の戦い。頭上に浮かぶガロの鎧を見つめる空遠(松大航也)、天羽(勇翔)、南雲(時人)、香月(とまん)。朱伽(桃月なしこ)は告げる、「READY FIGHT」。戦いの火ぶたを切ったのは南雲。今までのバトルでは冷静に戦ってきた南雲だったが、開始早々一目散に空遠に襲い掛かり、攻撃を繰り広げる。南雲の変貌振りに戸惑う空遠は防戦一方で身動きが取れない。対する天羽と香月は拮抗した戦いを繰り広げる。守りし者、最後の1人になった時、その意味を知る…。
ゲームに勝ち残ったのは、空遠(松大航也)、天羽(勇翔)、南雲(時人)、香月(とまん)の4名。戦い、殺し合うことについて葛藤を抱える空遠は香月、天羽の元をそれぞれ訪ねていた。そんな中南雲は、とある花農園を訪れる。そこで家族と暮らす男(西村和彦)は、ガロについてのメッセージを送った人物だった。はじめは南雲を追い返そうとする男だったが、南雲の剣幕に押され徐々に口を開いていく。一方、苦悩し夜の街で一人佇む空遠。そこに現れたのはゲームの主催者・葉霧(丸山智己)だった…。それぞれが最後の戦いに向けて自身の思いと向き合い、決意を固めていくーー。
今から20年前――。長きに渡り黄金騎士ガロ不在の時代が続く中、幼き日のアザミ(丸本凛)が育ての母である伽堂法師(大家由祐子)に連れてこられたのは、魔戒騎士や魔戒法師を育てる養成所である「士導院」だった。そこでは大導師スゴウ(ボブ鈴木)の下、ガロの新たな適合者を選ぶ試験が行われていた。素質を見出された候補生の「十三(本田響矢)」と「五五(北川尚弥)」は、”守りし者”になるため日々研鑽を重ねていた。そしてついに2人は最後の試練に挑むこととなる。
4回戦に集められたプレーヤーは8名。強大な力が手に入るアイテム「魔剣」。ただし、99.9秒以上持ち続けた者は、魔剣の傀儡「アンデッド」と化してしまう諸刃の剣―。「魔剣」を横目に探り合うプレーヤーたちの中で、いまだに闘えないでいる空遠(松大航也)に渇を入れる天羽(勇翔)。死闘を繰り広げる南雲(時人)、そして香月(とまん)。超人的な日向の強さを前にした奏風(門下秀太郎)は戦いに打ち勝つため、ついに魔剣に手を伸ばす。その様子を満足そうに見つめる葉霧(丸山智己)とアザミ(日南響子)。魔剣を手にした奏風の運命は…。