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2021年11月1日スタート 毎週月〜土曜朝8:00ほか/NHK総合ほか
安子と会った千吉は、安子こそが稔を支えてくれる相手だと確信し、縁談を断って二人の結婚を許す。祝言を挙げた安子と稔は、稔の出征までの限られた時間の中で幸せをかみしめる。
稔の出征が決まり、千吉は頭取の娘との縁談を着々と進め出征までに取りまとめようとする。稔と安子の互いの気持ちを知る勇は、二人の結婚を許すよう千吉に頼み込む。
戦争の勢いが増し、人手も材料も乏しくなった「たちばな」が商売を縮小する一方、雉真繊維は事業を拡大する。そんな中、稔の縁談を知った勇は、稔の元を訪ねて複雑な思いをぶつける。
配達で雉真家を訪れた安子は、稔の母・美都里から「二度と稔に近づくな」と厳しい言葉を浴びせられる。美都里の態度に怒りをあらわにした稔は、安子との真剣な交際を千吉らに訴える。
戦時色が濃くなる中、稔を思い続ける安子は、稔が春休みに帰省する日を心待ちにする。だが、岡山に帰省した稔に、千吉の思惑で銀行の頭取の娘との見合い話が持ち上がる。
安子への恋心を断ち切ることができない勇は、複雑な思いを抱えたまま、最後の夏となる甲子園出場を目指して練習に打ち込む。だが、戦争の波が国内にも押し寄せ、大会が中止になる。
家族が心配する中、夜遅くに安子が帰宅。稔を頼って大阪へ向かった安子と一緒に岡山に帰ってきた稔は、橘家に安子との交際を認めてもらうため、ある決意を固めていた。
砂糖が配給制になり、「たちばな」も打撃を受ける。そんな中、安子は金太から砂糖会社の息子との見合いを勧められる。突然の縁談に戸惑う安子は、翌朝に置き手紙を残して家を飛び出す。
大阪でダンサーの修業をしていた算太が実家に帰ってくるが、夢を諦めて家業の修業を再開する気配を見せない。ある日、「たちばな」にこわもての田中(徳井優)という男性が現れる。
安子は夏休みが終わって大阪に戻った稔と文通を始め、年が明けても文通は続く。二人が次第に心を通わせていく中、ヨーロッパで戦争が勃発。世の中の情勢が少しずつ変化していく。
安子は、ラジオ英語講座を聴くことが日課になる。程なく、稔とのささやかな甘い夢が芽生えてきた安子は、親友のきぬ(小野花梨)の計らいで稔と一緒に夏祭りに出掛ける。
稔から教わったラジオ英語講座を聴き始めた安子は、ラジオの世界に夢中になる。ある日、安子は稔に誘われて訪れた喫茶店で、マスター・定一(世良公則)のこだわりのジャズを聴く。
安子は高等小学校を卒業し、あんことおしゃれが好きな14歳に成長する。そんな中、幼なじみの勇の兄で大学生の稔が店にやって来る。安子は、流ちょうに英語を話す稔の姿に引かれる。
「たちばな」の和菓子が大好きな安子(網本唯舞葵)は、金太らのような和菓子職人になりたいと願う。一方、跡取りの修業をする兄の算太は、仕事場から何度も逃げ出してしまう。
安子は、岡山で和菓子店「たちばな」を営む実直な父・金太と優しい母・小しず(西田尚美)の間に生まれる。あんこの香りに包まれた温かい家庭ですくすくと成長し、小学3年生になる。
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2024年11月28日12:00
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2024年11月28日 15:00時点