さよなら私のクラマーのあらすじ
【最終回】決勝トーナメント1回戦、浦和邦成に破れたワラビーズ。明くる日、希は気持ちの整理がつかず、一人ゴールに向かっていた。訪れた深津に自分の気持ちを打ち明けるが、「そのままでいい」というアドバイスをもらっても腑に落ちないままでいた。練習グラウンドに続々と集まってくるワラビーズ一同は、「強くなる」その気持ちを胸に再出発を果たそうとしていた。
ついに始まった決勝トーナメント初戦。相手は埼玉県予選優勝候補“常勝”浦和邦成高校女子サッカー部。曽志崎は序盤から厳しいマークにあいながらも機転を利かせチャンスを演出するが、浦和邦成の堅い守備によってことごとく阻まれてしまう。次第に浦和邦成の変幻自在のフォーメーションによって追い詰められていくワラビーズ。そんな中、桐島は去年の久乃木学園との試合を思い出していた。
埼玉県予選決勝トーナメントに駒を進めたワラビーズ。初戦の相手は、中学時代に曽志崎とコンビを組んでいた桐島千花を筆頭に癖のある選手がそろう強豪、浦和邦成高校女子サッカー部。試合を数日後に控え、浦和邦成は偵察隊の花房圭による調査結果を元に、ミーティングを行っていた。一方ワラビーズでは、桐島への思いと打倒浦和邦成を胸に、練習に励む曽志崎の姿があった。



































