東京リベンジャーズのあらすじ一覧
【最終回】初めて東卍の特攻服を着て集会へと参加したタケミチは、マイキーの隣に芭流覇羅の副総長である半間と、千冬の姿を見つけて驚く。東卍に負けた芭流覇羅が東卍の傘下に降ることになったのだ。しかも、間を取り持ったのは稀咲鉄太だという。タケミチは、場地が命を賭けて東卍を守ろうとしたにも関わらず、まだ未来を変えられていないのかと絶望しそうになる。そんな中、千冬が口を開く。
「血のハロウィン」と名付けられた東卍と芭流覇羅の抗争は、東卍が勝利するも、場地を失い、一虎が逮捕されるという悲惨な結果に終わった。タケミチは、何もできなかったことを悔やんだが、マイキーが一虎を殺すことは回避することができた。タケミチはドラケンと共に一虎に会いに行き、その帰りにドラケンの家へと誘われる。
2年前、一虎が地元の暴走族「黒龍」と揉めていることを知ったマイキーは、黒龍とやり合うことを決めたが、暴走族相手にけんかを仕掛ける大義名分が欲しいと思っていた。そこで、場地が自分たちもチームを作ることを提案。一人一人がみんなのために命を張れるチームにしたい。結成記念にみんなでお金を出し合いひとつの交通安全のお守りを買ったあの日の約束を守るために、場地は一人で戦っていた。
芭流覇羅に潜入していた場地は、激しい抗争の中で稀咲を追い詰めるが、突如吐血し膝から崩れ落ちてしまう。それを見たマイキーは半間を瞬殺し、一虎を容赦なく殴り殺そうとする。その光景はタケミチが未来で死刑囚となっているドラケンから聞いた通りの展開だった。このままだと、マイキーが一虎を殺してしまい、稀咲に東卍が乗っ取られる悲劇的な未来が訪れてしまう。それを食い止めようとするタケミチだが、マイキーの怒りはすさまじく…。
「血のハロウィン」の乱戦の中、1対3の戦いで自由な動きを封じられ、一虎に鉄パイプで殴られたマイキーは、その場で座り込んでしまう。動かなくなった「無敵のマイキー」にとどめを刺そうと芭流覇羅のメンバーが殺到。ドラケンやタケミチたちは、マイキーを助けようとするが、近くまでたどり着くこともできない。その時、絶体絶命のマイキーの前に現れたのは、意外な男だった。
東卍と芭流覇羅の決戦の日「血のハロウィン」で一虎が場地を殺し、それに激昂したマイキーが一虎を殺してしまったことを現代のドラケンから聞かされるタケミチ。その結果マイキーの心は堕ち、芭流覇羅に乗っ取られた東卍は、稀咲を筆頭とした悪逆非道な巨大組織新生・東京卍會へと変貌していったのだ。場地を守り、悲劇を阻止するという新たなミッションのため、タケミチは過去へ戻る。
場地と一虎の過去を聞き、場地を東卍に連れ戻すことの難しさを知ったタケミチ。翌日、マイキーとの約束が果たせそうになく途方に暮れるタケミチの前に、場地の下で壱番隊副隊長を務めている松野千冬が現れる。千冬は、場地が芭流覇羅に入ったのは東卍を潰すためではなく、芭流覇羅に潜入して暗躍する稀咲の尻尾をつかむためだと信じていた。
2年前、マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎の6人はそろいの特攻服を作り、神奈川へとツーリングに出掛ける。総長のマイキーだけは「ホーク丸」と名付けた原付バイクに乗っていた。偶然、遭遇した地元の暴走族に絡まれるが、マイキーは年上の暴走族たちに「俺のホーク丸に指一本でも触れたら、殺すよ?」と啖呵を切った。
マイキーから、東京卍會を抜けて芭流覇羅へと加わった元・壱番隊隊長の場地圭介を連れ戻すように頼まれたタケミチ。マイキーとの約束で、成功すれば稀咲を東卍から追い出せることになったが、「失敗したら、殺す」と脅されてしまう。場地に接触するため、不良に詳しい山岸から芭流覇羅の内部事情などのレクチャーを受けているところに、芭流覇羅のNO.3である羽宮一虎が現れる。
東京卍會の新たな参番隊隊長の任命式が開かれ、元・愛美愛主の稀咲が選ばれた。一部のメンバーは不満の声を上げるが、マイキーは新興勢力の芭流覇羅とぶつかるために稀咲の力が必要だと説明し、不満の声を封じ込める。しかし、稀咲のせいで東卍が巨悪化していき、ヒナやアッくんが犠牲になってしまうことを知っているタケミチは、我慢ができず…。
タケミチが執念でキヨマサとのタイマンに勝ち、アッくんたち溝中の仲間も体を張ってキヨマサたちを食い止めたことで、救急車の到着までドラケンを守ることができた。しかし、ドラケンは意識不明の重体。同じ頃、東京卍會と愛美愛主の乱闘も決着がつきつつあった。マイキーと互角の戦いを続けていた半間は、まもなく関東最凶の暴走族連合「芭流覇羅」が誕生し、自分が副総長になることを告げて去っていく。
東京卍會と、仮総長の半間修二が率いる愛美愛主による大乱闘の中、ドラケンがキヨマサに刺されてしまった。マイキーは、重傷を負って動けないドラケンの元に駆け寄ろうとするが、半間に邪魔され近づけず、タケミチにドラケンを託す。しかし、救急車の到着を待つタケミチたちの前には、キヨマサとその仲間たちが立ちふさがる。タケミチは、ドラケンを守るため、因縁の相手キヨマサに二度目のタイマン勝負を申し込む。
愛美愛主による襲撃の後、対立中のマイキーとドラケンがタケミチのお見舞いで鉢合わせし、けんかを始めてしまう。大暴れする二人に大事な思い出の品を次々と壊されたタケミチは激怒。アッくんたちの制止も振り切って食ってかかると、二人や東京卍會への思いを泣きながら語った。その言葉はマイキーとドラケンの心を動かし、二人を仲直りさせるのミッションは成功したかに思えたが…。
東京卍會参番隊隊長・林田春樹(パーちん)の親友が襲われたことをきっかけに、東京卍會と、新宿を仕切っている愛美愛主(メビウス)の抗争が始まろうとしていた。ナオトによると、ドラケンが死亡するのは愛美愛主(メビウス)との抗争ではなく、東京卍會の内部抗争が原因のはずだが…。その日、本当は何が起きるのか。愛美愛主の総長・長内信高から真実を聞き出すため、タケミチは現代に戻る。