日本沈没―希望のひと―のあらすじ一覧
東山(仲村トオル)と世良(國村隼)が滞在していたホテルの一室が爆発炎上する。そこで東山に代わり、移民交渉に向けて準備を進める里城(石橋蓮司)と天海(小栗旬)は、生島(風間杜夫)に移民担当特命大臣の就任を依頼。その後、国民の移民先が順調に決まっていく中、被災者住居区で新たな問題が発生する。
天海(小栗旬)は逮捕された田所(香川照之)の代わりに、地殻変動の観測データを解析できる人物を探す。一方で、未来推進会議は日本企業の海外移転を条件にした移民交渉を進めることに。しかし、地球物理学の世界的権威ピーター・ジェンキンス(モーリー・ロバートソン)が日本沈没を否定したという情報が入る。
関東地区の沿岸部が沈没する。常盤(松山ケンイチ)ら未来推進会議のメンバーは、不安を感じながらも、東山(仲村トオル)の指示の下、被害状況の把握や被災者の救助などの対応を行う。一方、和子(宮崎美子)が乗った避難バスがトンネル崩落事故に巻き込まれたという情報を得た椎名(杏)は、事故現場へ向かう。
「半年以内に関東圏沈没の可能性 政府が危機対策を検討」という記事が新聞に掲載され、天海(小栗旬)を除く相原(中村アン)ら日本未来推進会議の面々は疑心暗鬼になる。そんな中、椎名(杏)は東山(仲村トオル)に呼ばれ記事について問われる。一方、天海も東山の元を訪れ、会見を開くべきと進言する。
田所(香川照之)は総理官邸で関東沈没について説くが、里城(石橋蓮司)は認めず、そのため東山(仲村トオル)も対策を判断することができずにいた。そこで天海(小栗旬)は、アメリカの研究者に田所の理論を支持してもらうよう依頼する。一方、常盤(松山ケンイチ)は父親・統一郎の仲介で里城と密会する。
伊豆沖の島が水没し、天海(小栗旬)は田所(香川照之)が唱える関東沈没説を気に掛けるように。そんな中、週刊誌に天海の汚職疑惑の記事が出て、天海は謹慎を言い渡される。一方、田所は世良(國村隼)が提示した伊豆沖の海底プレートの調査データが偽物だと主張し、正しいデータを入手するよう天海に依頼する。
環境省の官僚・天海(小栗旬)らが、日本沈没という未曽有の危機に立ち向かう。2023年、総理・東山(仲村トオル)は各省庁の優秀な若手官僚を集めた「日本未来推進会議」を発足。そのメンバーに天海や経産省の常盤(松山ケンイチ)らが選ばれる。そんな折、地震学者の田所(香川照之)が関東沈没を訴える記事を発表する。