世にも奇妙な君物語のあらすじ
役者の淳(上田竜也)はデビューした頃こそ主演作が多かったが、20代に差し掛かると脇役ばかりになっていた。淳は再び主役をつかみはい上がるため、大物演出家のオーディションに挑む。しかし最終選考日に会場に行くと、年齢も性別も異なる脇役常連のバイプレーヤーたちが集められており、淳は戸惑う。
WEBニュース編集室のエースライター・香織(田中麗奈)は、13.5文字に要約したニュースタイトルで世間の注目を集める自分の仕事にプライドを持っていた。しかし会社は転換期を迎え、「WEBニュースはただの暇つぶし」と言われ落ち込む。さらに夫に浮気疑惑が浮上。そんな中、香織は元彼に声を掛けられる。
幼稚園教諭・孝次郎(佐藤勝利)は、園児が生き生きと過ごせる幼稚園づくりを目指していた。そのため、画一的に園児全員が目立てる見せ場を考えるなど、保護者からのクレームを恐れ過ぎる園の方針に納得がいかない。そこで孝次郎は「子供たちにたくさんの可能性を与えたい」と運動会にある秘策を用意する。
「コミュニケーション能力促進法」という法律が施行された世界。若者のコミュニケーション力が問われる“リア充裁判”が行われていた。この裁判に召喚された地味な大学生・谷沢知子(葵わかな)は、ある復讐を誓い必死に勉学に励んできた。裁判当日になり同級生のリア充な記録が並ぶ中、知子はある主張を始める。