天才王子の赤字国家再生術のあらすじ
【最終回】グリュエールの策に翻弄されるウェインはデルーニオ王国との和睦を目指し、ゼノヴィアとともにシリジスとの会談に臨む。ゼノヴィアはすれ違いであると強調するが、想像以上にデルーニオ王国とソルジェスト王国の関係は強固だった。関係を突き崩すために大きな賭けに出るゼノヴィア。そして、ウェインはシリジスにある提案を持ちかける。それは、ナトラ王国を売国する以上に荒唐無稽な作戦だ。
デルーニオ王国の宰相シリジスから交易品の不正に関して不服を申し立てられるゼノヴィア。現れたウェインは、理由をつけてその申し立てを突っぱねようとする。その数日後、ウェインはソルジェスト王国を訪れ、繁栄を極めた都市に目を奪われる。貿易で利益を得るどころかデルーニオ王国に対する共同戦線も視野に、完璧なプランで同盟関係を結ぼうとするが、グリュエールのもてなしに骨抜きにされる。