魔法科高校の優等生のあらすじ一覧
負傷した森崎たちに代わり、達也・レオ・幹比古がモノリス・コード新人戦に出場することになった。深雪は、妨害工作が達也たちにも及ぶのではと危惧。すると、ほのかたち一年女子は新人戦でお世話になった達也のためにと一致団結。モノリス・コードのステージのチェックや会場の監視などをし、達也たちを守ろうとする。深雪たちの行動もあって何事も無く試合が進むが、ステージの異常にいち早く気付く者がいた。
深雪と雫の対戦の時が迫る。優れた魔法師としての深雪との対戦を願っていた雫は、本気で彼女に勝つために達也と共に策を練り、試合に臨む。そんな雫の覚悟を知った深雪も、全力で彼女に挑む決意をする。超満員の観客が見守る中、アイス・ピラーズ・ブレイク決勝が始まる。雫は得意の振動魔法で攻めるが、深雪には届かない。誰もが諦めかけたその時、雫は遂に秘策を投入。その技に深雪は驚愕(きょうがく)する。
新人戦二日目。愛梨はエクレール(稲妻)の呼び名の通り、超高速の移動魔法を駆使してクラウド・ボールを制覇。復活した栞もアイス・ピラーズ・ブレイクで敵を圧倒。三高と一高の差が徐々に詰まっていく中、ついに深雪のピラーズ・ブレイク初戦が始まる。その圧倒的な魔法力に観客もライバル校も慄然(りつぜん)。さらに同じ競技に出場するエイミィまで圧倒されてしまう。そんなエイミィの次の対戦相手は、栞だった。
九校戦は新人戦が始まる。雫はスピード・シューティングで栞と対戦。栞はスパコン並みの演算能力を駆使した魔法「アリスマティック・チェイン」を使用。落ちぶれた家を捨てて愛梨と共に歩む決意をした栞の執念が、雫を追い詰めていく。客席で見守るほのかたちも気が気でない様子。だが深雪は一人、余裕の笑み。「雫の担当技術者を誰だと思っているの?」。その言葉通り、技術者の達也には秘策があった。
全国魔法科高校親善魔法競技大会、通称「九校戦」。今年は一高の3連覇が懸かっているため、真由美たち最強世代は気合いが入っている。一方、第三高校は一年生の一色愛梨、十七夜栞、四十九院沓子らを筆頭に、打倒一高に燃えていた。かくして九校戦が開幕。一高は順調にポイントを挙げていくが、バトル・ボードの競技中に優勝候補の摩利が事故に巻き込まれて負傷。総合優勝を狙う真由美は、摩利が出場する予定だったミラージ・バットの代役に、深雪を指名する。
有志同盟との討論会のさなか、ブランシュの戦闘部隊が第一高校に侵入。ほのかと雫も襲われそうになるが、魔法で応戦。深雪たちの活躍もあり、大事には至らなかったが、ほのかたちはブランシュのやり方に憤りを隠せない。深雪と達也はブランシュを完全に叩き潰すべく、エリカたちと共に敵のアジトへ乗り込む。魔法師を化け物と呼び、その存在を認めないブランシュの戦闘員たちに対し、深雪の恐るべき魔法が放たれる。
第一高校に入学した光井ほのかと北山雫。入試の時から深雪に憧れていたほのかは、図らずも深雪と友人になり大喜び。しかし、同じく優秀な魔法師として注目していた達也が、なぜか劣等生扱いの二科生になっていたと知り、「一科生と二科生の違いって何なんだろう」と疑問を抱く。そんな中、一科生と二科生の揉め事にほのかたちも巻き込まれてしまう。すると、ほのかは禁止されてると知りつつも、魔法で騒ぎを鎮めようとする。