精霊幻想記のあらすじ一覧
年貢を運ぶ交易隊の護衛としてカラスキ王国王都を訪れたリオたち。役目を終えたリオとサヨが城下町で買い物や食事を楽しんでいると、幼い少女をさらおうとしている浪人に出くわす。難なく迎え撃ち少女を助けるリオ。その少女コモモは検税官ハヤテの妹だった。ハヤテの父・ゴウキはユバからの手紙を読んで驚愕(きょうがく)し、妻のカヨコと共にリオの宿を訪ねる。そして、自分たちはリオの母・アヤメに仕えていた者だと告げるのだった。
20歳の大学生・天川春人は路線バスの事故で命を落とす。薄れゆく意識の中でただひとつの後悔は、高校の入学式以来姿を消してしまった幼なじみの美春への伝えられぬ思いだった。ところ変わってベルトラム王国のスラム街。薄汚い小屋の隅で悪夢にうなされて目を覚ます孤児の少年・リオ。ある男への復讐(ふくしゅう)だけを目標に生きてきたリオの脳内に突然、見知らぬ世界で暮らすもう一人の自分“天川春人”の記憶がフラッシュバックする。


























